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2024年12月15日 09:33
展開もオリジナル性があるし文章力もあって、非常に面白いです。ただ今回の父親の確認をとってから王子に返事しなかったのはとっさだったのでありえる不始末としても、それを帰る日程を伸ばしてでも父親に先に報告してないのが不自然な気がするのですが。部長くらいの役職の息子が社長を飛び越えて勝手に重大な会社方針を決めてしまったようなものなので、反逆と言われても言い訳できません。
作者からの返信
感想ありがとうございます!よくそこに気がついてくださいました!そうなんです。主人公は前世ではヒラ社員止まりなので今回の様に子会社の社長の様な立場を勤める事自体がほぼ初という事で決定的に報連相が欠けています。言ってしまえばイヴァンは他に信用に足る親族や家臣がいないからルイに城主を任せている形なのです。つまり成熟した能力か信頼感の二択を迫られた時にイヴァンは信頼を取った訳ですね。結果として組織内における重大な齟齬が発生するというのは現代社会でも戦国時代でも変わらずにあったヒューマンエラーの典型例だと考えています。(現代から見るととんでもないポンコツでも当時はみんな大真面目にやってた結果滅んだ大名家も多いですからね……笑)まぁ、何が言いたいかと言いますと主人公は本人も知らず知らずのうちに父親からの独立性が高まりすぎているという事です。この事が後に大きな禍根を生み出しうる火種になる可能性も少なからずあるわけですね。その部分も楽しみながら読んでくださいますと幸いです。最後に長々と説明をしてしまって申し訳ありません!ただ、そこを伝えきれて居なかった自分の表現力の拙さが大いにあったかと思います。そこの違和感を言語化してつっこんでいただいた事でこの様に説明することができました。ありがとうございます!
展開もオリジナル性があるし文章力もあって、非常に面白いです。
ただ今回の父親の確認をとってから王子に返事しなかったのはとっさだったのでありえる不始末としても、それを帰る日程を伸ばしてでも父親に先に報告してないのが不自然な気がするのですが。
部長くらいの役職の息子が社長を飛び越えて勝手に重大な会社方針を決めてしまったようなものなので、反逆と言われても言い訳できません。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
よくそこに気がついてくださいました!そうなんです。主人公は前世ではヒラ社員止まりなので今回の様に子会社の社長の様な立場を勤める事自体がほぼ初という事で決定的に報連相が欠けています。
言ってしまえばイヴァンは他に信用に足る親族や家臣がいないからルイに城主を任せている形なのです。つまり成熟した能力か信頼感の二択を迫られた時にイヴァンは信頼を取った訳ですね。結果として組織内における重大な齟齬が発生するというのは現代社会でも戦国時代でも変わらずにあったヒューマンエラーの典型例だと考えています。(現代から見るととんでもないポンコツでも当時はみんな大真面目にやってた結果滅んだ大名家も多いですからね……笑)
まぁ、何が言いたいかと言いますと主人公は本人も知らず知らずのうちに父親からの独立性が高まりすぎているという事です。この事が後に大きな禍根を生み出しうる火種になる可能性も少なからずあるわけですね。その部分も楽しみながら読んでくださいますと幸いです。
最後に長々と説明をしてしまって申し訳ありません!ただ、そこを伝えきれて居なかった自分の表現力の拙さが大いにあったかと思います。
そこの違和感を言語化してつっこんでいただいた事でこの様に説明することができました。ありがとうございます!