第24話  気づくとまた異世界

僕とユウキは船の甲板にいた。

手が翼?羽根になっている。

ユウキが笑う。「なんだよ、それ。

カイ、海ねこになってるぜ。」

僕は自分の姿を見回した。

羽根だ。口ばしもある。

「ユウキ、目は何色だ。」

「赤だ。」

「あー、間違いなく海ねこだ。

海ねこは好きだが、そのものになるのは。

ユウキ、お前も海ねこだぞ。」

「えっー!」ユウキは羽根でカラダを確かめた。

「カイ。残念ながら、俺もお前と同じようだ。」

海ねこの姿で2人でバタバタしていると、

ミナとドンクがかけよって来た。

「カイ、昼ごはんのあと眠いって甲板で寝てたと思ってたけど。

そのあと姿が見えなかったけど

どこに行っての?それに何その姿?」

ドンクも「カイ、姿が見えないと思ってたら、

海ねこに変身かよ。そっちは友達?」

「幼なじみのユウキだ。」

「ヨロシク。」

カイは口ばしで2人をつっく。

「カイ!やめろ!」

「ハハハ!」

ユウキは、おいていかれている。

ユウキの横に海ねこのマテオが。

「仲良いんだな。」

「そうだな。しかしカイは、だめだな。

友達の君をほおっておくとは。

僕の名前はマテオだヨロシク。

こっちの世界での保護者だ。

いや、保護者は魔女デルタだ。

僕は兄貴的な存在かな。」

そう言ってマテオは銀色髪の少年の姿に変身。

「ユウキ、改めて、僕はこの船のキャプテンの

マテオだ。」

ユウキは「正直何がなんだかわからず、脳内の思考が混乱してるよ。

カイの家で魔女デルタ、綺麗な女子に

何か光をあてられたんだ。ここにいる。

マテオ、君は僕らと、そう違わない年のようだが、キャプテンで頼っていいんだよな。」

「そうだ。」

「マテオ、カイはこっちの世界に来たことがあるんだな。」

「そうだ。先に来ていた。

僕らには海底ダンジョンのボスモンスター、

大ダコを倒す任務がある。」

「マテオ、それって山下公園の氷川丸の大ダコこと?」

「そうだ。でもなんで来たばかりのユウキが知っているんだ?」

「僕は元の世界で夢の中で見たんだ。

僕の誕生日は、カイと3日違いだ。

先週13才になった。」

「そっかユウキ。ウェルカム、

こちらの異世界へ。魔法を解くよ。」

ユウキの姿と僕の姿が戻った。

僕はユウキに「説明しなければいけないことが

あったけどマテオが話したようだな。」

ユウキが「カイの兄貴が言ってたこと本当だったんだな。山下公園の13才。魔女のデルタ。」

「だな。」

「都市伝説が本当のこともあるんだな。

なんか、ワクワクするよ。カイ。」

「そうだな。」






  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る