さん怪目『一生剥がれないタトゥーシール』

私の親友である奈七は、この前からタトゥーシールにどハマりしている。




最初はタトゥーを彫っている人に一目惚れして、「私も彫りたい!」と思っていたそうだが、




お金や就職のしずらさなど、色々なデメリットがある事が分かってからは諦めていた。




そこである日、彼女は「タトゥーシール」の存在を知った。




100均や通販などに売っている、安くてリアルなタトゥーシール。




貼るだけでまるでタトゥーを彫ったようなリアルな柄を味わえる、オシャレとしても利用できる、気分で変えれる




取りたくなったらすぐにオイル等で剥せるというメリットの多さに、奈七はタトゥーシールを試しに5種類ぐらい買ったらしい。




ようやく届いていざ付けてみると、最初は色が濃すぎるものの、それでも2日3日経てばまるで本物のようなシールのクオリティに




奈七は感激した。




首や腕、足やお腹などにタトゥーシールを貼りまくって、貼った所を見てはニヤニヤ。




だがある日、すぐにタトゥーシールが取れてしまうと悩みだした。




貼って3日ですぐに柄が落ちてシールだとバレバレの状態になってしまう




いくら長続きする方法を試しても剥がれる




その相談を受けて私は「シールなんだからすぐに落ちる」と適当に流した。




本物ならまだしも、シールならすぐに剥がれてしまう。




できるだけ長持ちさせても持っても1日や2日程度。




一生剥がれないタトゥーシールなんてない。




そう奈七に言うと少ししょぼくれたような顔をした。




それから数日が経ったある日、奈七は嬉しそうな顔で私に話しかけてきた。




「ねぇ!見てこれ!一生剥がれないタトゥーシールなんだって!」




そう言ってスマホの画面を見せてきた。




画面には、某通販サイトが表示されていて、何やら不気味な柄のタトゥーシールがうつっていた。




何やら人の顔が浮かんで見えそうな真っ黒な塊のような、そんな禍々しいタトゥーシールだ。




見た瞬間、一気に背筋が総毛立つようなゾクリとした感覚に襲われ、




これはヤバいやつなのでは?と直感的に思った。




そのシールの写真の下には値段と詳細が記載されている。




『1枚 789円』


『特殊な素材を使っている為すぐには剥がれず一生剥がれないタトゥーシールとなっています』


『多少柄が変化することがありますが、そういった仕様なので問題はありません』


『洗っても擦っても何をしても剥がれないので、本物のタトゥーとして使えます。』




見るからに嘘くさい文面だ。




一生剥がれないタトゥーシールなんてあるわけがない。そんなものは最早タトゥー"シール"とは言えないだろう。




どうせ一日で剥がれるタイプのシールだ。




そう思い呆れながら奈七を見ると、目を輝かせて私の事を見ていた。




「私さ、これ買おうと思ってて!」


「はぁ?やめときなよ」


「だって一生剥がれないんだよ?私が探し求めてたシール!」


「いやいや、そういうのが書いてあるのってだいたい1日で色褪せるか…」


「私はこのシール信じるもんね!注文っ!」


「あー!もぉ……」




こういう時の奈七は本当に頑固で、私が何を言っても聞かない。




自分の意見が通るまで通し続け、なんなら押し通す勢い。




突然始まるイヤイヤ期。まるで小さい子のお世話をしているようだ。




溜息をついて呆れながら奈七を見てると、奈七は目を輝かせながら画面を見ている。




いくら一生剥がれないタトゥーシールと謳っている商品だとしても、あんな不気味な柄に何故あれほど興味を示しているのか。




謎に思ったが奈七の趣味が変わったのだろう、としかその時の私は思っていなかった。






「恵那!見て!シール届いたの!」




あれから1週間後、奈七は腕にあのタトゥーシールを貼ってにこやかに大学に来た。




右腕に貼られているあの不気味なタトゥーシール。




黒い塊のような、モヤのような、表現しずらい柄。




実物を見ると更に不気味さが増し、寒気までしてきそうな程だ。




それでも奈七は嬉しそうに笑ってタトゥーシールを見ている。




「届いてすぐに貼ったんだけど、1日経った今でも全然剥がれないし薄れてないの!」


「そりゃあまだ1日だからね。3日もすれば薄れちゃうよ」


「もー!恵那はすぐそういう事言う!」


「本当のことでしょ?」




ムッとした顔で私の事を見てくる奈七。




なんだろう、視線を感じる。




奈七からだけじゃなくて、もう1人からずっと見られているような感覚。




周りを見渡して視線を感じる方を探す。




すると、辿り着いたのはあのタトゥーシールだった。




「……(いやいや、まさかね。)」




流石に考えすぎか、と自分で一度落ち着かせる為にシールから目をそらす。




いくら不気味すぎる柄だからとは言え、目線を感じる、霊的なシールなんて事はないだろう。




考えないようにするためにスマホに目を落とす。




その間も奈七は私にブーブー文句を言ってくるが、やはりもう一人分目線を感じる。




私もおかしい。なんでたかがタトゥーシールでこんなに怯えているのか。




私はそうそう怖がらない性格なのに。




世間が怖いと称しているホラー映画を見ても、ホラー漫画を読んでも、全く怖くもなんとも感じない私が。




何故シールでここまで……?




「……ちょっとトイレ行ってくる」


「え?もうすぐ講師来るよ?」


「すぐ戻るから」




身体中の鳥肌が止まらなくて、半ば奈七から、明確に言えばタトゥーシールから逃げるようにして席を後にした。








トイレの個室に入り、便器に座る。




別にトイレに行きたかった訳ではないが、とにかく不気味なものから離れたくて咄嗟についた嘘がこれだった。




授業まであと少しある。




その間に自分を落ち着かせよう。




「…………」




さっきまでの視線が消えた。




鳥肌ももう立っていない。




さっきまであんなに怯えていたのが嘘のように、いつもの自分に戻っている。




離れたから冷静になれたのだろうか。




「ほんとなんなの…?」




ただの視線なんてもんじゃない。




肌に張り付くような、纏わり付く視線。




とにかく不気味で、恐ろしくて、体が強ばってしまう。




こんな事は初めてで、少しだけ戸惑ってしまう。




「…落ち着いて。あれはただのシール」




そう何度も自分に言い聞かせるように呟く。




よし。大丈夫。




私は落ち着かせると立ち上がり、講師が来る前に教室へと急いだ。








「でね、このシールがぁ…」


「……」




そして昼休みになった。




5時間目の授業がなくなり、時間があるからと奈七に半ば強引に誘われて来た近くのカフェ。




新しく出来たカフェらしく、店内が整っていてキラキラと輝いている。




女子高生や色々な人がはしゃいでインスタの写真やらTwitterの写真やらを撮っている。




そんな中、奈七は新しい店内の内装にも新商品のメニューにも目もくれず、ただただタトゥーシールの話をしている。




異様だ。




今までこんなにタトゥーシールの話なんてしてこなかった。




どれだけハマっているとしても、少しでも時間があると毎度毎度シールの話をしてくるなんて少し変だ。




そしてさっきの視線も復活してしまった。




ずっと見られている。誰かに。




見られすぎて穴が空きそうな程に。




訴えるように奈七を見るも、気づかないまま話し続ける。




ずっとずっと。




「…ねぇ、奈七」


「やっぱりこの柄がいいよね!この真っ暗な闇みたいな感じ!」


「奈七」


「でねー、これ貼ったらね、」


「奈七!」


「ふふふ、ね、面白いでしょ!この柄!」




一旦話を逸らそうと名前を呼ぶ。




何回も。




それなのに奈七は聞く耳を持たず、まるで私の声が聞こえていないかのように話し続ける。




シールの話を永遠と。




視線が強くなってくる。




視線が皮膚に刺さるように痛い。




怖い、気持ち悪い。




ふと腕に貼られているシールを見ると、黒いモヤのようなものが覆っているように見えた。




うごうごと動いているような、蠢いているような感じに見えて




流石に恐怖が最高潮に達し、フツフツと怒りのような何が込み上げてくる。




多分私も多少パニックになっているのだろう。




いくら呼んでも話をやめようともしない奈七に腹が立ち、店内だというのに思い切りテーブルを叩いて立ち上がった。




そして奈七に怒鳴りつけた。




「奈七!!いい加減にして!!」




私の大声と大きな音で店内がシーンと静まり返る。




お客さんも店員も、みんな私を見ている。




すると奈七はハッとしたように私を見ると、静まり返った店内を見渡した。




そこで私も少し冷静になって、ふと今自分がした事がフラッシュバックする。




あぁそうだ私、店内で怒鳴っちゃったんだ。




奈七の腕を掴んで引っ張り、少しだけ怯えたような顔をする店員さんに頭を下げて謝罪し、代金を払ってさっさと店を後にした。




店の外に出ると、段々と賑わいが戻ってきていた。




少しだけ安心して溜息をつく。




すると奈七の腕を掴んでいた私の手に違和感を覚えた。




パッと振り返り腕を握っている自分の手を見ると、さっきのモヤが私の手を覆っていた。




まずい、タトゥーシールを貼った方の腕を掴んでしまった。




「ひっ!」と声を上げ急いで奈七の腕から手を引く。




奈七を見ると、複雑そうな顔で私を見ている。




「…ごめん、さっきまで私何してた?」


「ずっとタトゥーシールの事話してたよ、私が何回名前を呼んでもずっと」


「そっか、だから怒鳴ったんだ…」


「奈七が聞かないから…!!」




いつもは冷静な私がパニックになっていて、


いつもはうるさい奈七が冷静になっている。




そんな異様な光景に、私は落ち着かせようと必死に深呼吸をした。




「…私、なんか変だよね。このシールを貼ってから、頭の中このシールでいっぱいになって、どこにいても何をしてもシールのことを考えてる。恵那にも、ずっと話しちゃってるみたいだし…」


「みたいって、覚えてないの?」


「うん、全く覚えてなくて…ごめん、奈七…」




本当に心から申し訳ないと思っているのか、しばらく奈七は俯いていた。




私も時間を置くと少しずつ冷静に戻ってきて、怒りもどこかに飛んで行ったかのように思えた。




奈七が悪いんじゃない、このシールに原因があるんだ。




そう思って再度シールを見る。




モヤは消えたが、柄が今までと違くなっていた。




完全に、女の人の顔になっていた。




暗闇から睨みつけてきているような、鋭い形相を私に向けている。




そんな柄へと変化してた。




「……柄が……」


「え?柄?」


「柄が変わってる…」




そう奈七へと言う。




奈七はシールを見ると、小さく悲鳴をあげた。




「嘘…!女の人の顔…!?やだやだ、もうなんなのよ…!!」


「奈七、落ち着いて」




今度は奈七が完全にパニックに陥ってしまい、私が落ち着かせている。




「いや!!離して!!」




ドン!!と奈七に思い切り押され、落ち着かせる為に掴んでいた手を振りほどかれた。




そのまま奈七は走って行ってしまった。




私は慌てて追いかけるも、奈七の方が足は速い。




すぐに引き離され、私はどうする術もなくその場で佇んでいるだけだった。












あれから1週間、奈七は大学に来ていない。




街中でも全く会わない、連絡さえ全く来なくなってしまった。




私から連絡を送っても、既読すら付けてくれない。




奈七は風邪だとしても無理やり大学に来る程単位を大事にしていたのに、1週間も休んでいるとなると不安になる。




一度家に行ってみようか。




重い風邪でも引いて拗らせていたら困る。




それにもし、万が一、あのシールが原因で休んでいるとしたら…。




親友である奈七を放っておけず、私はコンビニで奈七の好物を購入すると住んでいるマンションへと走った。








マンションへついて、奈七の部屋に走る。




扉の前で一度深呼吸をして、息を落ち着かせる。




そしてインターホンを押した。




「…奈七、私だよ。」


「恵那。だから、開けて?好きな物買ってきたから。1回話そう。」




そうドア越しに話しかける。




シーンと静まり返る。




出掛けているのだろうか。そう思いどうしようか悩んでいると、足音が聞こえてきた。




その足音はドアの目の前まで来ると、か細い声を放った。




「…………ほんとに、恵那なの…………?」




その声は今まで聞いたことの無いくらいか細くて、弱く小さかった。




安心させる為に、もう一度胸を張って奈七に言う。




「うん、恵那。本当。」


「…………………………………」


「わかった、入って…」




ゆっくりと開かれたドアの奥にいたのは、ガリガリに痩せ細った奈七だった。




目に隈を作って、今にも倒れそうな程フラフラしている。




想像していた以上の奈七の変わり様に、私は急いでドアを開けて中に入った。




「あんたどうしたの!?そんな痩せて…!!」


「食欲がないの、腕が痛くて…」


「…腕?」




ゆっくりと右腕を持ち上げて、まだ秋の前だというのに分厚い長袖をまくってくれた。




そこにはあの変わり果てたタトゥーシールだった。




赤黒く変色して腫れ上がっている。




私は思わず顔を顰めてしまった。




「……どうしたの?それ」




なるべく責めずに優しく問いかける。




奈七は暗い表情のままぽつりぽつりと話し出した。




「……あの日から周りの肌の色が黒くなっていって」


「どんどん腫れていったの」


「赤っぽくもなってるのは私が何度もこのシールを剥がそうとして赤くなった」


「どんどん痛みも悪化していって、この柄も変わっていって、怖くて…!」




泣きそうな顔をしている奈七。




あの日から、とは柄が変わった日か。




そこから異変はどんどん悪化していったんだ。




シールが全く剥がれないとなると、いよいよこのシールは曰く付きだと思うのが正しいと思う。




病院に連れてくか、もしくは…




「…お寺とか行く?お祓いしに」


「お祓い…?」


「うん、絶対それ曰く付きだと思う。私はそういうのあまり信じるたちじゃないけど」




奈七は悩んだ顔をした後、行きたいと小さく呟いた。




近くのお寺でお祓いしてもらった後、それでも腫れが良くならないのであれば病院に連れて行こう。




その頃はただそう思っていた。












あれから数日後。




奈七は病院にいる。




精神病棟に。




「…奈七」


「剥がれない…ねぇ、お願い…恵那、これ取って…!怖いの、ずっと見てくる」


「奈七、落ち着いて」


「怖い怖い怖い、この女、ずっと見てくる、腕痛い、痛いっ…」


「奈七…!」


「はい奈七さん、暴れない。これ(薬)飲んで安静にしててね。」


「看護師さん、奈七腕が痛いって…」


「あぁこの薬に鎮静成分も入ってるから。それ飲ませて寝かせといて」




あの日お寺に行き住職さんに見てもらった。




住職さんが言うには、曰く付きは曰く付きだが霊等ではなく"生霊" 、"呪い"の類に入るらしく




女の人の恨みを感じるらしい。




奈七はただネットショッピングで買っただけで恨まれるようなことをしていない、と住職さんに物申すと、




違う違う、と笑ってかわされた。




『奈七さん本人を呪ってるんじゃなくて、このシールを買った人が全員呪われるように仕向けられてんのよ』




そう他人事のように笑って言っていた。




その間奈七は絶望した顔をしていた。




腕を強く抑えて。




何故売っている人がそんなに不特定多数の人を呪いたがっているのか。




何故それをシールに呪いをかけてまでするのか。




色々聞きたい事はあったが、1つだけ住職さんに質問をした。




何故シールの柄は変わったのか。




『あぁそれはね、恨みが強すぎると変わることがあんのよ。そしてそれは貼っている人の体や精神を蝕んでいく』




などと言っていた。




適当にあしらわれてる感が拭えなかった。




住職さんなのになんで適当にあしらうのか?




そう腹が立ってしょうがなかったが、所詮近くの寺だ。




ちゃんとしている所じゃないとちゃんと見てはもらえないのか。




一応お祓いをしてもらった。




適当にあしらわれたとしてもお祓いが効いて腕の腫れが引いたら、そう思ったのだ。




だが、そう思っていた私が馬鹿だった。




高いお金を払ってまで最後の藁にすがる思いでお祓いをしてもらったのに、全くと言っていい程効かなかった。




それどころか腕の痛みと腫れは悪化していき、拳大にまで膨れ上がった。




それを見て奈七の精神状態は更に酷くなっていって、幻聴まで聞こえるようになっていた。




『シールが喋ってる…!!呪うって…!!』


『奈七落ち着いて、そんなこと言ってない。シールなんだから喋らないよ』


『シールならなんで剥がれないのよ…!!剥がしてよ!!もう嫌だ!!』




こういった感じでパニックになり癇癪を起こすようになった。




私でも手が負えなくて、腫れている腕を診てもらう為に病院に向かったのだが




連れて行かれた科は皮膚科でも整形外科でもなく精神科だった。




腫れよりも精神状態が不安定だから、こっちの治療を優先でやると。




腕の治療も並行してやるが念の為拘束をさせてもらう、個室に入ってもらう




そうほぼ病院側で話が進んでいき、奈七は精神病棟の個室に入れられた。




腕の治療なんて殆どされてない。




湿布や痛いと騒いだ時だけ鎮静剤をくれるぐらいだ。




何故ここまでひどい仕打ちをされなきゃいけないのか。




話がそうそう信じられないからだろう。




呪われていたタトゥーシールを通販で買って、それを貼ったらずっと剥がれず腫れ出したなど




誰が信じるだろうか。




それでもそれなりの治療はあるだろう、と何度も看護師に直談判しても奈七の扱いが酷くなるだけだった。




「奈七…」


「ううううう……痛い……怖い……女が……」


「奈七、女はいないよ」


「シールがこっちみてる…!!」


「奈七のことは見てないよ」




私はただ狂ってしまった奈七に付き添って隣でそう宥めてあげることしかできなかった。




日に日にお見舞いに行く度にやせ細って狂っていく奈七。




お風呂さえ入れてもらってないのか、匂いが強くなるばかりなので私が体を拭いている。




その間もずっと騒いでいる奈七。




私は目をつぶって苦痛に耐えるしか無かった。




それに、呪われていた証拠に今でも視線を感じている。




あのタトゥーシールから。


















あれから数年が経った。




まだタトゥーシールは奈七の右腕に貼られている。




ずっとずっと剥がれないまま。




多分、あの詳細にあったように




"一生剥がれないタトゥーシール"




なのだろう。




「いやぁぁぁぁぁぁ!!!!!」








今日も病室に奈七の叫び声が響く。








『一生剥がれないタトゥーシール』END.

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