3日目 夏

今日は、おばあちゃんの家に家族で行った。とても暑かった。強い日差しで視界が眩んだ。日焼けを気にして塗った日焼け止めも効果を発しないのでは無いかと思うぐらい強かった。おばあちゃんの家は過疎化が進んだ小さな町にある。その村は子どもが4人ぐらいしかいないらしい。神様なんでいなさそうな神社と祠。生い茂った雑草と田舎特有の看板。こんな場所に住んでたら不便でしかないと思った。あばあちゃん家に着いたら先ずはひいおばあちゃんじいちゃんの墓参りをした。ひいばあちゃんは5月に亡くなったと書いてある。私は5月産まれだ。お母さんいわく、私が産まれる数時間前にひいおばあちゃんは亡くなったらしい。だからかお母さんやおばあちゃんおじいちゃんは私はひいおばあちゃんの生まれ変わりだ。等と言っている。それを聞いた日から私は謎にプレッシャーがかかっていた。そして逆に申し訳ない気持ちが混み上がってきた。偶然だとは思うが少し怖いと思ってしまった。ごめんねひいおばあちゃん。死にたいわ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る