ノンデリ無機質高校生は何故か美男美女から好かれまくる

かみしろんぐ~

第一章:プロローグ

プロローグ

俺は柊彬、まあ、アキラとでも呼んでくれ。今日は高校の入学式なんで早起きして今朝ごはんを作ってる。何を作ってるかだって?フレンチトースト。おいそこ、何笑ってんだよ(怒)そんな悲しい独り言をつぶやきながら完成したフレンチトーストをお皿にのせてカップに牛乳をそそぐ。朝はコーヒーだろ!という人がいるのもかもしれないけど俺はまだ大人の味というモノを理解していないししたくもない。机にお皿とカップを置き、食べ始める。

彬「これ上手くできたなぁ、二個余ったし早瀬と一ノ瀬に持ってってやるか」

早瀬誠(はやせまこと)、中学の時からの親友でおっちょこちょい。剣道部に入っていていつも真面目に部活に励んでいる優等生…?

一ノ瀬恵二(いちのせえいじ)、同じく中学の時からの親友。大雑把でヤンキーみたいな雰囲気があるが、拾ってくださいと書いてある段ボールにいた猫を拾ってうちに連れ帰るほどやさしい。中学の時はそのギャップ萌えで彼氏にしたいランキング3位に入っていた。羨ましい…え?俺は何位だったかって?知らねえよそんなの、そして聞くなよ。


♪~♪♪~♪~♪♪~


スマホのアラームが鳴り始める。時刻を確認すれば7時15分を指していた。うちの学校は8時までには学校に着いてなくちゃいけないためいつも俺は7時55分に到着するように家を出発する。さてと、ぼちぼち行きますか…


俺は重い腰を上げ、家を出るのであった

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