こんな大河ドラマが見たい③ 『武田信玄の夫人、三条殿』

第15話 花倉の乱✿

　足利氏の支族である今川家では、文明8年（1476年）に遠江で今川義忠が戦死した後にも、家督を巡り一門衆と有力被官との争いで家中が分裂する騒動が起こっており、これは幕府申次衆の伊勢盛時（北条早雲）の仲介で長享元年（1487年）に今川氏親への家督相続が行われた。

　氏親は、守護代となった盛時に支えられ、当主の宗主権強化に努める、分国法である「今川仮名目録」を制定して家中を統率した。自身の死後の内訌を防止するため、嫡子龍王丸（今川氏輝）への家督相続を確実にし、大永3年（1523年）には京都の建仁寺から太原雪斎を招き、五男の芳菊丸（正室・寿桂尼の第三子。のちの栴岳承芳、義元）を養育させ、大永5年（1525年）に得度させて富士郡瀬古の善得寺（静岡県富士市）に入らせる。氏親は翌6年（1526年）に死去し、嫡子氏輝が今川家当主となる。

　氏輝の時代には、対立していた甲斐の武田氏と和睦し、一門衆や有力被官の合議制を確立させ、分国統治を整備する。だが、三河で松平氏が活動を強めると、守勢であった氏輝は三河を放棄し、甲斐侵攻を計画、太原雪斎とともに京で修行していた弟の栴岳承芳（義元）を呼び寄せる。

　天文5年3月17日（1536年4月7日）、当主の氏輝と、上位継承者である弟の彦五郎が急死する。家中での影響力も強かった氏親正室の寿桂尼や、太原雪斎、重臣たちは栴岳承芳（義元）を還俗させ、京の足利将軍から偏諱を授かり、義元と名乗らせる。さらに甲斐の武田家と和睦を成立させる。家督を継がせようとするが、今川家の有力被官で、遠江、甲斐方面の外交や軍事を司っていた福島氏が反対した。福島氏は氏親の側室が福島助春の娘で外戚にあたり、子の玄広恵探を擁立して対抗した。

　5月24日（6月12日）、寿桂尼は恵探派の福島越前守（福島正成と同一人物説がある）と面会して説得を試みるが失敗する。翌25日（13日）、恵探派は久能城で挙兵し、駿河府中の今川館を襲撃する。今川館の守りが堅く襲撃が失敗すると、恵探派は方ノ上城（焼津市）、花倉城（葉梨城、藤枝市）を拠点として抵抗、遠江などで同調する者も現れた。

　義元は相模の後北条氏の支援も得て、6月10日（6月28日）に岡部親綱が方ノ上城を攻撃、落城させる。次いで恵探の篭る花倉城をいっせいに攻め立てた。恵探は支えきれずに逃亡、瀬戸谷の普門寺で自刃した。遠江での戦闘も収束すると、義元は自身の家督相続を宣言し、宗主権強化に努める。

　大井夫人は平賀源内（ルー大柴）に遭遇し、遠州七不思議絡む。焼津で草薙剣発見、かぐや姫に遭遇、人魚ミイラ出現。女郎蜘蛛出没。大井夫人、妖怪と戦う。

　平賀「トゥギャザーしようぜ！」

**シーン 1: 大井夫人の覚醒**

物語が進む中、大井夫人は自らの運命を受け入れ、今川家の安定を守るために立ち上がる。彼女は今川館の周辺に潜む賊たちの噂を耳にし、彼らが家中を脅かしていることを知る。賊は、家督争いの混乱を利用して、略奪を繰り返していた。

**シーン 2: 薙刀の儀式**

大井夫人は、先祖代々伝わる薙刀を手に取り、心を決める。薙刀は「鸚鵡石」で作られており、神秘的な力を秘めていると言われていた。彼女はその力を呼び覚ますため、静かな場所で瞑想し、薙刀と心を一つにする。

**シーン 3: 賊の襲撃**

ある夜、賊たちが今川館を襲撃する。大井夫人は、薙刀を手にして現れ、賊たちに立ち向かう。彼女の動きは優雅でありながら、力強く、薙刀の刃が月光に煌めく。賊たちは、その姿に驚き、ひるむ。

**シーン 4: 戦闘の始まり**

大井夫人は賊の首領に狙いを定め、彼に迫る。彼女は薙刀を巧みに操り、賊たちを次々と倒していく。周囲にいた家中の者たちも、彼女の姿に勇気づけられ、戦闘に参加する。

「これが今川家の力だ！」と叫びながら、大井夫人は賊を薙ぎ倒す。賊たちは恐れをなして退散し、勝利を収める。

**シーン 5: 内部の結束**

戦闘後、大井夫人は仲間たちと共に今川館に戻る。家中の者たちは彼女の勇気を称え、今川家の結束が強まる。義元もこの様子を見て、彼女の強さと信念に感銘を受け、彼女を側近に任命する。

**シーン 6: 新たな危機**

しかし、賊の残党が再度動き出すとの噂が広がる。大井夫人は、義元と共に再び立ち上がり、賊を討伐する計画を立てる。薙刀の力を借りて、彼女は今川家を守るため、さらなる戦いに挑むことを決意する。

### 結末への道

この勝利は、今川家にとって新たな希望の兆しであった。大井夫人の活躍によって、家中の士気は高まり、今川家の結束が強まる。彼女はただの武将の妻ではなく、家を守るための戦士としての役割を果たすのだった。

今後の物語では、彼女がどのようにさらなる困難を乗り越え、今川家を導いていくのか、そして平賀源内や他の登場人物との絡みがどのように展開されるのかが見どころとなる。