第3話スリークォーター
驟雨に濡れた様な全身が、発汗に因るものだとは大人にも信じがたい事象として、夏の今を生きていた。
今。社会人野球で二つの後悔が有って、プロ野球を観る度にムクムクと沸き起こる失敗のレビュー・・・。
僕は先発ピッチャーを勤めていた。
サウスポーでスリークォータ―タイプだった。
2回の表、スライダーが上手く曲がりバットの先に引掛けたボールが点々と、マウンド右横に転がって来た。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます