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史実の日本海海戦で連合艦隊は、
・先ずはロシア艦隊に対してやや西側に位置取り
・ロシア艦隊と距離を確保した状況でUターンを実施し、並航戦に移行
・日本列島側にロシア艦隊を追い込み殲滅
といった作戦を企画していたようです。
しかし、ロシア艦隊の航路観測各報告のうち、(第三艦隊の旗艦だからとの官僚的な理由で)最も東側に測定ミスをしていた厳島の報告を採用した事により位置取りを失敗、連合艦隊はロシア艦隊と概ね正対しています。
そのミスは、敵前での東郷ターンというアドリブで切り抜け、歴史的なパーフェクトゲームを勝ち取りました。
※航路観測報告については、位置をブロットすると最も正確な和泉のは直線的、厳島のはかなりジグザグだから、官僚的な判断が無ければ和泉の報告を選択するのが自然、との印象を持っています。
日本海海戦時点の連合艦隊は、日露艦艇の性能差もあり、多少の作戦ミスを糊塗する能力を有している様に見えます。
また、航路観測報告採用の判断ミスや、当初の作戦を無理やり継続するといった、官僚的な振る舞いも見えます。
単に連携機雷戦術の不発より、
自軍に被害を与えたといった、自滅要素からの混乱、
といったより事態を悪化させる事もあった方が良いかも。
勝つにしても程よく勝たないと、後々の歴史が大きく動き過ぎますしね
一気読み途中です。
連携機雷がらみの考察、全く意識した事なかっただけに(戦果への影響は低かったモノの)驚きました。
しかし、このような考察を入れると東郷ターンは規定の戦術だったこととなり、色々解釈が変わりますね。
ついでに連合艦隊解散の辞における百発百中云々も無くなるか変更してもらえるといいのですが。続けて読んでゆきます。
占いで言うなら5月27日なら東郷氏にとって吉日だったけど3月17日だと普通の日だからなぁ、その差が出たか?
この世界線なら少し未来では?
史実では東郷氏の権威が高まり過ぎた面があったから、これ位でも良かったのかも。