第24話
このカフェでアルバイトを始めて、今月で9ヶ月になる。
まだ中学生だったわたしを、当初店長はもちろん雇おうとはしなかった。
だけどわたしの身の上を聞いて、情に厚い店長はわたしを雇うことにしてくれた。
実際よりはいつも歳上に見られるし、更に仕事着を来たわたしは、少し幼い大学生くらいには見えないことも無かったから。
学校が終わってすぐにこのカフェに直行し、終電のギリギリまで働く。
土曜日は勉強のために開けてるけど、日曜日は朝からフルで働く。
それで、月10万以上稼いでいた。
それが、わたしの学費と生活費になる。
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