第17話

今回も短めです。

話や章の区切りがありまして…


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『まず、ダンジョンについては、魔王という存在が作り出しました。』

「それは魔法の王の魔王じゃなくて、魔物の王の魔王だよね?」

『はい、そうです。そして、魔王は、異世界の存在で、魔王の目的は地球を鎮圧すること。ですが、それを阻止するために、神々が魔王への対策手段を作りました。それが、スキルやステータス、レベルと言ったものです。』

「じゃあ神たちが対抗手段を作らなかったら人間は生身でモンスターと戦わなくちゃいけないってこと?」

『はい。他にも様々な種類がありますが。』

「つまり、のも、ってこと?」

『なぜそれを…?』

困惑したかのような声。

「だって、最初にモンスターを倒したり、裏ボスを倒したりした自分で言うのも何だけど、すごい存在。それに与えられたスキルがアドバイザーなら、ナニカの意向が入っていると考えるのも自然じゃない?」

『すごいですね。本当はここでは話す気はなかったのですが、まあいいでしょう。

私も、神です。そして、勇者様のリード、悪く言えばコントロールをするのが役目です。

話を戻しますが、魔王を倒した場合、いなくなります。なので、我々神々としては、魔王を討伐してほしいです。』

「わかった。そもそもこれは地球の危機なんでしょ?それで最強の俺がやらなかったらどうするのよ。」

『では、魔王を討伐していただけますか?』

「もちろん!」


『…わかりました。では、』

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