第4-1話
3人称視点
「ダンジョンだと?そんなものが本当に出現したと思っているのか?!」
総理大臣は叫ぶが、
「事実です。実際に写真もありますので。」という秘書の声で沈黙してしまう。
本当か?と疑いながら写真を見た総理大臣だが、
「これはただの穴ではないか!」とやはり叫ぶ。
「実際にこの中に入った一般市民によると、この中には、スライムと思われし存在がいて、ステータスというとステータス画面が開いたそうです。」
「そんな報告信じられるか」
「ですが、信じるしかないのです。実際私も行ってみて本当に出てきました。」
「はぁ?本当か?そんなに言うならやるが、もし出なかったらどうなるか覚えとけよ?」
そこまで言われても秘書は済まし顔である
「は?なんだこれは?」
「先程から申し上げたとおり、ステータス画面です。」
「なぜこのようなものがあるのだ?!とりあえず会議を開く。大臣を全員連れてこい!」
「了承いたしました。」
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「とりあえず皆、ステータスと言ってほしい。文句は色々あると思うが、とにかくやってくれ。」
「なんですかこれは?!」
「ステータス画面だ、更に秘書によるとモンスターが居るダンジョンまで出現したという。」
「もしそんなものが出現したとすれば、法律を根本から変える必要がありますね。」
法務大臣が言う。彼はいつも業務に追われているのに、更に仕事を追加されて、げっそりしている。
「あぁ、大急ぎで頼む。」
「他の大臣も意見はあるか?」
「〜〜〜
会議は延々と続く…
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1:名無しの冒険者
ダンジョンが出現したぞー!
2:名無しの冒険者
ほんとか?
3:名無しの冒険者
信じられん
4:名無しの冒険者
ホントだって
信じてくれよー
穴があって入ったらな、中にスライムがいたんだ。
5:名無しの冒険者
証拠を見せろ。じゃないと信じられん
6:名無しの冒険者
これでいいか?
何なら今目の前にいるぞ?
【スライムの写真】
7:名無しの冒険者
本物だ…
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141:名無しの冒険者
ねえ、今ステータス見たらジョブってあって選択したんだけどみんなは何があった?
142:名無しの冒険者
俺は、
戦士 斥候 プリースト 魔法使い 重戦士
の5つだった。
143:名無しの冒険者
こっちも一緒
144:名無しの冒険者
おい
俺は軽戦士ってあるぞ?
145:名無しの冒険者
なんでだ?
146:名無しの冒険者
こういうのは人によって少し違ったりするよな…
147:名無しの冒険者
忍者に憧れてるワイ忍者になれるかな?
148:名無しの冒険者
斥候をレベルアップしてけばいけるんじゃない?
しらんけど
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掲示板って難しい〜
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