第2話
ってあれ?
ミミックを倒したところになにか落ちてる?
拾ってみると、透明な小石くらいの大きさのナニカだった。
「アドバイザーさーん、これなんですか?」
『お答えします。それは魔石と呼ばれるものでステータス画面に近づけると、その中に入り換金することができます。また、換金したお金は、現金で手に入るか、仮想通貨のようなものにして、いつでも取り出すことができるようにするかの、二通りの選択肢があります。仮想通貨にした場合には、本人が死なない限り盗られることはありません。』
「おぉ、聞いていないことまで答えてくれてありがとう。」
『いえ、これが仕事なので。』
まあ入れてみよう
ステータスを開いて、ステータス画面に近づけると吸い込まれた。
★
ミミック・ロードの魔石:10万円
★
高!
これはすごい、簡単に大金持ちになるかも!
まあボスを倒しに行こうか、
「アドバイザーさん、ボスがどこに居るかはわかりますか?」
『はい、屋上にいます。また、表ボスは、裏ボスより弱いので、今のマスターなら簡単に倒せると思います。』
ありがとう
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ボスを倒しに行く前に、剣道部の部室に寄って、木刀を手に入れておいた。[剣術1]があるらしいからね。
で、部室から出た瞬間、ゴブリンと思われるものと鉢合わせした。
「はっ」とっさに木刀を振って、ふっとばしたがまだ生きている。
「真剣が欲しいな!」
じゃあ魔法を使おうということで、「サンダースピア!」を撃った。
それは、ゴブリンにあた………らなかった。
「なんでだよ!」
『マスター、私の手助けで、標的への照準、詠唱の省略ができますがどういたしましょうか。』
「もちろんお願い!」
というわけで、今度はアイススピア!
こんどはあたって、断末魔も残さずに消えていった。
残った魔石はミミックのときの10分の一くらいの大きさで、濁っていた。
★
ゴブリンの魔石:10円
★
こんどは安い!
まあいいや、ボスを倒しに行こう!
というわけで、階段を登っていると、時々ゴブリンと鉢合わせしたが、簡単に殺した。
「あれは強そうだな、」
屋上へ行くドアの前には、ゴブリンより一回り大きいゴブリンが待ち構えていた、ただし、幸いなことに、こっちには気づいていないみたいだ。
「先手必勝!」サンダースピア!放ったサンダースピアは、デカゴブリンに見事命中し、感電させた。もう一度サンダースピア!二回目で死んだ。
魔石は、
★
ホブゴブリンの魔石:100円
★
うん安いね、
まあ、もう屋上は眼の前だから、行ってみよう。
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