「月が綺麗ですね」#なくさずの詩より
手作り人形を脇に置いて「月が綺麗ですねえ」と呟いた。もちろん、人形は何も言わないので、一人、コーヒーを飲みながら黄昏れていた。ハァというため息がもれる。何に対してため息をついたかは分からない。全部かもしれない。手作り人形の遺影にかもしれない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます