あぁ 彼にはレースで最速を目指してほしいの 見ているだけでキュンキュンしちゃうな♥️♥️(アファエルの一歩)

なばば☆

プロローグ

「ちょっと、出てくる」


 都内のマンションから、男が出ようとする。

 男が声をかけたのは、同居する女。

 濃いめのメイクに、下着の姿だ。


「また、別の女?」


 女性が、あきれたように言うと、


「そうだ」


 ストレートに、答える男性。


「喰い気味に、言わないでよ」


 半笑いの女。


「あぁ。行ってくる」


 気にせず、ドアを開ける。


「今日は、お持ち帰りするの?」


 女が、そう聞いてくるので、


「わからん。状況による」


 ツ・イッターで、知り合ったばかりの女性だ。

 それが、本当に本人かもわからない。


「あっそ。お持ち帰りするなら、事前にメッセ入れてね」


 スマートフォンを、右手に持ち振る女。


「ああ」

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