第5話

夜、静かな庭に、朝日は月明かりの下でお月見をしようと、特別な場所を作った。月の光が輝く中、朝日はワクワクしながらモッカに言った。「モッカ、今夜はお月見をしたいの!星も一緒に見ようよ!」


モッカはにっこり笑い、「じゃあ、私は強力なメガネに変身するよ!」と言い、ふわっとした影がメガネの形に変わった。


朝日はそのメガネをかけ、空を見上げる。「わあ、すごい!星がすごく綺麗!」と感動していると、突然、視界が変わり、宇宙の果てが見え始めた。


「え、これ宇宙の果て?」朝日は驚き、「こんなになってるの?星がいっぱいある!」と目を輝かせる。


モッカは余裕の表情で、「そうだよ、そんなもんじゃないの」と適当な答えを返す。朝日は困惑し、「え、これ以上は見えないよね?どうなってるの?」と混乱する。


モッカは楽しそうに、「宇宙は無限だから、もっと見えるかもしれないよ。でも、疲れたら休もう」と言って、ふわっと朝日のそばに戻る。


「そうか、無限か……」と朝日はため息をつきながらも、モッカとの不思議な体験に心が躍る。「でも、もう少し星を見ていたいな。」


二人はしばらく月明かりの下で静かに星を眺め、夜空の美しさを楽しんだ。モッカのいたずらと不思議な力のおかげで、朝日は特別な思い出を胸に抱いた。


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