崔の場合(創作論と言うほどではないですが)!

崔 梨遙(再)

1話完結:2200字

 はじめに申します。僕はほとんどのジャンルを書いて来ましたが、歴史モノはまだ書けていません。(厳密にはミステリーもまだ納得いくものは書けていませんが)


 そして、『創作論・評論』。


 『創作論・評論』は“素敵な映画をオススメしたい”、“素敵な曲をオススメしたい”などを『評論』と称して書いていたのですが、それらは消しましたので、今、『創作論・評論』というジャンルが僕の作品(拙作)にはありません。それで、『創作論・評論』ジャンルを、1つくらい今の作品の中に残したくて書こうと思い、創作論(っぽいもの)を書くことにしたのです。これで、書いてないジャンルは歴史モノだけになります。




 僕は、下書きを書きません。いつも直接ベタ打ちです。バックアップもおろそかにしていて、後で何十作品もまとめてバックアップをとっています。雑です。


 実は、僕はエッセイ・ノンフィクションばかり書いていますので、書くことに悩むことはほとんどありません(参考になりませんよね? すみません)。


 ですが、書くのに必要なものはあります。僕が書くときに必要なものは、アイディアではなくてハートです。まず、ハートで書きます。そして、書き終わったら見直します。この見直しが雑になって、誤字脱字が多いという反省点があります。


 ハートで書くというのは、楽に思われるかもしれませんが、実は欠点があります。書こうというハートになれない時は書けません。特に長編はそうですね。プロットもありませんから。そうなんです、僕、基本的にプロット無しで書くことが多いんです。長編でも。まあ、あっても本当に大雑把なプロットです。そこで、綿密なプロットを作っている先生様方に負けてしまいます。綿密なプロットがあれば、気分に左右されず冷静に、かつ安定して書き進められるでしょう。僕にはそれが出来ないんです。執筆活動以外のことでも、何か悩み事があったり、不安や焦りがあったりすると書けなくなります。不安定です。これって、プロを目指すなら致命的な欠点ですね。


 で、僕は長編が苦手です。ネタはあるんです。今も長編10作くらい非表示にしています。ですが……僕は短編の方がお星さまや応援マークが多いんですよ。そしてジャンル、エッセイ・ノンフィクション以外は基本的にお星さまや応援マークが少ないんです。


 ですが、苦手意識のある長編、風雅ありす先生から多くのアドバイスをいただきましたので、1つずつ書き進めていこうと思っています。実は、長編を書くのはもう辞めようか? と思っていたのですが、風雅先生のアドバイスを元に、もう1回やってみようという気になりました。今ある非表示の10作品で勝負して、もしもそれでダメでしたら、その時は長編は諦めます。


 そして、これも風雅先生からのアドバイスなのですが、長編は1つずつ書くようにしました。それまで、長編10作を同時進行していました。単純にコンテストに沢山の作品を応募したかったからです。ですが、長編を多く抱えて更新が遅くなると読者の方々に悪印象を与えるし、お星さまや応援マークが分散するからということで、そうしました。1作ずつ、今抱えている10作を書き上げるのにどれだけ時間がかかるかわかりませんが、やれるだけやってみようと思っています。


 ですが、僕は出戻りですので長編は厳しい現状ですね。今書き進めているファーストファンタジー、以前はお星さまを260個くらいいただいていたのですが、今では40個くらいです。まあ、いいんですけど。


 それから、エッセイ・ノンフィクションを書くことの多い僕の場合、“作家は恥をさらしてなんぼ!”と思っています。そこはぶれないように大切にしている僕の軸です。いやー! 顔から火が出るほど恥ずかしいことを書いています! 自分のことをドMか? と思うくらい順調に恥をさらせていると思います。僕の核となる部分ですね。ここは、一生ぶれないと思います。後、主人公は基本的に関西弁にします笑


 そして、僕はハートさえあれば書きます。特にエッセイ・ノンフィクションを書きます。それが楽なんですよ。僕の体験、記憶の中から“今回はどの体験をネタにしようかな?”と、記憶の中から選ぶだけでいいんです。これまでの人生、無駄に人一倍の行動力があって、いろいろな体験をしたことが今頃になって活かされています。いろいろやってきて良かった! まさか活かせる時がくるとは思い出せませんでした。ネタを考えるという重要な苦労をしていなくて、すみません。


 エッセイ・ノンフィクション以外のものを書くときは、じっとパソコンの入力画面を見つめます。すると、主人公とオープニングかエンディングを思いつきます。それが頭に浮かべば書き始めます。書き始めると、止まらなくなります。主人公のキャラが頭に浮かんでいれば、“このキャラならここでこうするだろう”とか、“このキャラならこういう風に考えるだろう”と、筆が進むのです。


 ですので、僕はあまり考えながら(悩みながら)書いたことはありません。後は、正しい国語で書きたいと思っています。



 こうして、拙作が量産されるわけです。創作論? 論とも言えないお話でした。



※僕は詩や歌詞も書きます。その時も、しばらくパソコンを見ていたら書き始められます。書き始めたら、不思議と続きが書けるものです。







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