SFパルプ前日譚

@kawakawatoshitoshi

第1話

 私は、生まれついてのプレイボーイ、女たらし、そして野心家だ。


 散々女どもを食い散らかしたあと、

 権力も手に入れる。


 私は王になるのだ。


 その目的の為、詐欺師のような話術、交渉術で、

 政府とのパイプを手に入れた。


 今の政府の世襲の坊ちゃんどもをたらし込む事など、たやすい事であった。


 そして私は交渉術やプレイボーイの才能(素行調査で私の女性遍歴を政府が調べあげていたのだ。)を認められ、ある機関に配属された。


 航空宇宙省という組織に。


 交渉術や女たらしの才能が、何故宇宙飛行士に結びつくのか最初はわからなかったが、そこで私は宇宙飛行士の訓練を受け、何年か後に宇宙へ行くことになった。


 そう、あまりにもバカバカしい政府の密命を受けて。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

SFパルプ前日譚 @kawakawatoshitoshi

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る