亡霊エッセイの集会場
布団
折れた
先日、お昼ごはんのお弁当を食べていると、突然、箸が折れてしまった。
私はただ、ふりかけ付きの白いご飯を箸で等分しようとしていたのだ。箸でつまみやすく、かつ一口で口に入るようにいつもそうしていたのだが、弁当箱の端に沿わせて入れた箸と箸の間を閉じようとすると、パキッ……という乾いた音が鳴り響いた。
「あれ……? そんなに力入れていたっけな……」と神様の誤審を疑ったのだが、手に持っている箸の片方は半分に折れてしまったっきりである。これは誤診などではなく、ただの運命なのでどうしようもないということなのか。私は仕方なく替えの箸を出して再び食べ始めた。
ご飯を切り分けながら「そういえば、夏休み明けの始業式の日にも箸忘れてて大変だったなぁ」と思いつつ、替えの箸を用意してくれた母に感謝してお昼の時間を過ごした。
皆様も、お弁当を食べる際は予備の箸を常備しておくことをおすすめします。
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