第10話 もしかしなくてもこの柔らかさは、、、
前略、全人類様
私は、今、真白な桃源郷にいます。
「ガハッ」
吐血。
後ろに相まみえる?のはこの世で至高の御方「天羽ルイ」様。なぜか一緒にシャワーを浴びています。
スラっと伸びた手足、白く透き通った柔肌、胸に蓄えた純粋は程よい形をしていて
よく映える。
ルイちゃんは少し頬が紅潮しているし、息遣いも聞こえてくる。
のぼせたのかもしれない。シャワーを浴び始めてからまだ数秒なのに。
「はぁはぁ、紫水、そんな濁った眼で見られると//わたくしの体が汚れてしまうわ」
「ガハッ」
頭がポーっとして来て何も考えられない。
「はぁはぁ、だから//はぁはぁ、紫水は目をつむってわたくしに体を預けなさい。わたくしがやりますから」
背中に感じるは柔らかな二つの感触。甘い変わりが鼻孔に漂ってきて周りが靄で隠されていくような感覚。ふと、後ろから伸びてきた腕に体がつ、つま、れてぃ、、、
「ふふ、紫水は本当にk───
最後に聞こえたのは何だったか、意識が遠のいていった。
「・・・ぅーん。なんか頭が、、、あれ・・・ここは?」
「ふふっ、おはよう、かしら?」
「る、ルイちゃん!?」
あたりを見回すと椅子に座ってスマホを見て、天上の
どうやらここは私の部屋らしい。
「な、なにが・・・はっ!!」
そうだ、私はルイちゃんと一緒にシャワーを浴びてそのまま気絶してしまったんだ。
それを自覚したとたん今までにない遥かに過ぎた申し訳なさが込みあがってきた。
「ルイちゃんごめんなさい。せっかくルイちゃん直々に体を洗ってくれていたのに。私は気絶しちゃって」
「別にいいわよ//」
ルイちゃんはなぜかものすごく機嫌がよさそうだった。さっき玄関で会った時や昨日と比べて天と地ほどの差がある。
シャワーを浴びたからか、肌が少し紅潮して「つるんっ」としていていつものきれいというよりかわいいというのが際立っている。
「それじゃあ。そろそろ私は帰るわね」
「え?ルイちゃん。な、何しに来たの」
「ん、大丈夫よ。もう関係ないから」
・・・私?
そう言って部屋を出ようと後ろを向いたルイちゃんのスマホからちらっと見えたのは私の寝顔だった。
(いや、そんなことはないか)
「紫水、お風呂にはしっかり入りなさい」
最後に一言、ありがたいお言葉を残して帰っていった。
結局何をしに来たかわからないし、一緒にお風呂に入っただけだけれど、最後に上機嫌なルイちゃんが見れて私も嬉しくなった。
また、明日、いや、明後日から筋トレ頑張らないとな。
次の日以降1週間、ベットから動けなくなったのはここだけの話。
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こんにちは
俺も美少女と一緒に風呂入りたい。
将来は(美女に)愛され系女にTSしたい年頃です。
いくらでもキモイと言えばいい。だって俺はキモイ奴だから。
次はルイちゃんは出てこないです(天廻も出てきません)
では、また。
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