アマビエ♂の日常
夢月みつき
第1話「アマビエ♂の日常」
「アマビエ♂の日常」登場人物紹介
アマビエ
アマビエ-aiイメージイラスト
https://kakuyomu.jp/users/ca8000k/news/16818093085233835460
神社姫
疫病退散妖怪連合メンバー、紅一点、蛇姫。美人。
https://kakuyomu.jp/users/ca8000k/news/16818093085387515135
アマビコ
疫病退散妖怪連合NO2、アマビエのブラザー。獣型妖怪。
アマビコ-aiイメージイラスト
https://kakuyomu.jp/users/ca8000k/news/16818093085409784239
くだん
疫病退散妖怪連合メンバー、体は牛、人面の赤ちゃん妖怪。
くだん-aiイメージイラスト
https://kakuyomu.jp/users/ca8000k/news/16818093085423343370
ヨゲンノトリ
疫病退散妖怪連合メンバー、頭が二つあるカラス型妖怪。
ヨゲンノトリaiイメージイラスト
https://kakuyomu.jp/users/ca8000k/news/16818093085455006345
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俺、アマビエ、オス。400歳!
疫病退散系妖怪!コロナ禍の時代はそこそこ人気な妖怪だった。
魚人型人魚、人間からは、ほぼ忘れられてる俺だけど。
コロナや疫病はまだまだ、あるから気合入れてる。
今日もアマビエ
俺が、仕事から帰って来て一息付いていると、同居している疫病退散妖怪仲間のヨゲンノトリ、神社姫、くだん、ブラザーのアマビコが帰って来た。
神社姫は、鱗の手入れをしていて、美に余念がない。
俺はと言うと最近、ハマったスマホゲームをしていた。
ふいに鱗の手入れをしていた神社姫が、声を掛けて来た。
「ねえん、アマビエ。そろそろ、あたし、新しい化粧品欲し~い」
語尾にハートを付けて、色っぽく頼んで来たが、俺は素っ気なく返答を返す。
「先月、さざえ鬼の店で買ってやったろ?」
「あれはあれ、今回のは、うわんのお店の新作なのよん」
「あ~、また今度な」
右手を横にひらひらと、振って断る。
「ああんっ、けちっ」
神社姫は、ぷりぷりと怒りながら部屋へと戻って行った。
「さて、そろそろ鍛錬でもするかな」
俺が庭でアマビエ神拳の為の瞑想をしていると、けたたましい鳴き声がして来た。
ヨゲンノトリだ。頭が二つあるから、はっきり言ってうるせえ。
「アニキー!アマビエのアニキ!ギャーギャー」
「なんだ、ヨゲンノトリ、うっせえな。全然、瞑想が出来ねえじゃねーか」
俺は、目を見開いてヨゲンノトリを軽く睨む。
「新しい疫病が出やした!出やしたー!!」
「そうか、新たな奴が!」
俺は、愛用のナックルを両腕にはめる。
仲間達もそれを察知して、次々と家から出て来た。
「いくぞ、ヨゲンノトリ」
「あいあい、アニキ――!!!」
「準備はいいか、アマビコ、くだん」
「承知した!」
「わかってまちゅ」
「神社姫、行けるか」
「あらん、あたしはいつでも、イケるわよん」
「新たな敵が現れた!
「「「了解!!!」」」
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お読みくださってありがとうございます!
リハビリ短編で、書き始めました。
リハビリなので、軽めに数話の予定です。
次回も良かったら、よろしくお願いします(*ᴗˬᴗ)⁾⁾ペコ
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