台本 ショート動画

山下安音

第1話 波動が下がっている状況でも危機に対処する力

◆波動が下がっている状況でも危機に対処する力の源


 長い間、車に乗っていなかったのが原因なのか、ディスカントショップコスモス海陽店の駐車場で、バッテリー切れで、エンジンがかからない。何度トライしてもエンジンがかからない。バッテリーをつけてもらう装置は、車に常備していた。 


 安音は、お店の人に頼んで、バッテリーをバチバチとやってもらうしかないかと決意した。車の中で、どうしよう、こうしようと考えあぐねた末、勇気を出して、頼むしかないとの結論に達したのだ。アイスクリームがとけ始めていたので、ひと箱中の5本を食べた後、お店の人に、事情を話しに行った。 

 

 店員さんは、店長に話に行ったようだ。 店長か副店長かが現れて、事情を話したところ、その男性は、その上の、コスモスを仕切る事務局に電話をして、対処方法を聞いている様子で、

「ロードサービスJASを呼んでください」という。加盟していないのでお金がかかる。とても選択できない。


 次に、「家族をよんだらどうか」と言う。家族はいない。別れる予定のパートナーは、ここまで駆けつけてくれる余裕はない。

 なんと、このコスモスの店長らしき男性は、「店の者の車のバッテリーを使ったら、車が損傷するかもしれないからできない」と非科学的な論理を持ちだしてきた。 これは、彼の上の者、誰かはわからないが、電話で話している先の人物からの指示のようだ。 


 「道路で、バッテリー切れの人が困っていたら、私だったら助けますよ。助けないなんて信じられない」

と安音は、店の対応にあきれ果てた。 


 こうしてすったもんだしてても仕方がない。私は、駐車場で、立ち話しているその時、とっさに

「誰か、助けてくれませんか?バッテリー切れなんです。お店の人が助けてくれないというんです」

と大声で叫んだ。 


 数台の車は、す通りして、知らん顔で行ってしまったが、ある一台の大型の車の持ち主が、手を上げれくれた。お店のお客様で、偶然、この場に居合わせただけの海陽町民。見知らぬ人だったが、お年寄りの家族のお買い物の運転を引き受けているというような所帯だった。 すぐに、取り掛かってくれて、車を動かし、バッテリーをつけてくれた。助かった。神に助けてくださいと祈っていたので、思わぬ助っ人がこの場にちょうどのタイミングでいてくれたのだろう。神に感謝。この機転を利かせて、即座に動いてくれた男性に感謝。


「本当に、助かりました。」


と運転手の男性と握手を交わし、感謝の意を述べた。同乗していたお年寄りたちも一緒に動いてくれていた。彼女たちにも感謝の意を述べた。 


 コスモスの店長らしい人、もしくは副店長なのかは、最後まで、バッテリーは大丈夫か、などと非科学的なことを述べまくり、的外れな対応のままだった。どういう社員教育をしているお店なのかと感じた。 


 第三次世界大戦中だから、真空でも波動が下がっている。波動が下がっている状況の下であっても、思いやり、愛の波動を持ち続けている人は存在する。そうした人との関係性につながることができるかどうかは、神との創造主との関係性の絆を持っているかにかかっているのだと思う。このように、「霊操」と「書く祈り」、シャバットジャーナリング日課としておくことが、危機に瀕した地球の今を生き残る道だと思うので、全ての人にお勧めしたい。




 

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