第91話
「もうどっかいってよ!うるさい!」
今日も晴奈はイライラとしている
『晴奈今日海連れてってやるから!』
そんな晴奈の機嫌を伺うように晴奈に話かける
「うん」
そっけない返事をすると用意を始める晴奈
1時間程経つと晴奈の用意が終わり晴奈にヘルメットをかぶせてバイクにのせた
晴奈はいつものように腰に手を回してギュッとしがみ付いている
そんな晴奈が可愛くて少しゆっくりめにバイクを走らせた
「海だぁっ☆」
晴奈は久しぶりに嬉しそうな顔をして砂浜に駆け出した
『こけんなよー!』
そんな晴奈を笑いながらゆっくりと砂浜にむかう成也
「海なんて久しぶり~…ってか夜の海なんて初めてかもしれない
海ってこんなに大きかったっけ~!」
興奮冷めやらない晴奈は海をキラキラとした目で見つめていた
『…晴奈?』
そんな晴奈を見ていたら伝えたくて仕方ない言葉が込み上げてきた
「何?」
声が…震えた
『いなくなんなよ…』
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます