第56話
『部屋2階だから』
晴奈を部屋に入らせるとMDをかけた
スピーカーから流れてきた曲は…
美波との思い出の曲だった…
いや美波が好きな曲
それで俺もよく一緒に聞いていた
成也はベットへ倒れこんだ
もう…何も考えたくない
晴奈も何かを感じ取ったように話し掛けてこなかった
俺…本当最低だな
自分から誘っておいて…
『ごめんっなんか疲れてんだ』
成也はできるだけいつものように振る舞った
「うんっ大丈夫だよ」
寂しそうな晴奈の笑顔をみた瞬間…
晴奈の腕をつかみ…
俺は晴奈を抱いた
…頭の中は美波でいっぱいだった
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます