第43話
「お~成也!あれ?今日美波ちゃんじゃね~の?」
いつもの溜り場にいくと一番に聡が話し掛けてきた
『まぁな』
その場に座り込みタバコを取り出す成也
「なんだよ?言えよ?」
そんな成也のタバコを取り上げて聡は成也の顔を覗き込んだ
『…振られた
わかっただろ?返せよ』
成也は聡が取り上げたタバコを取り返し火を付ける
「は?なんで?」
『たえらんないってさ』
「…まじかよ」
『まぁいいじゃん!とりあえず今日は飲もうぜ!』
成也は無理矢理明るく振る舞った
そんな成也を聡だけは心配そうに見つめていた
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます