第42話

あのときの俺は最低で自分の事しか考えていなかった


なかなか晴奈からメールが返ってこないので成也はメールを送る事にした



プルルル~…


「…はい」


いつもより声の小さい晴奈の声


『晴奈??』


「うん」


『メール見た?』


「…え」


『だから付き合って』


「…冗談でしょ?」


『冗談じゃないし』


戸惑った様子の晴奈に少しイライラとする成也


「え…イキナリ言われても」


『ダメなの?』


「…考えてさせて」


正直晴奈をすぐ付き合える軽い女と思っていた成也は少しビックリしていた


「ん…じゃあね」


電話を切ると成也は聡のもとへとむかった

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