第10話

「とりあえずお前の母さんだけにはちゃんと言えよ?


美波ちゃんにもいつかは言わなきゃなんねぇだろ…」


しゃがみこんだ成也の前にしゃがみこみ成也の頭をポンっと叩く聡






聡とは物心ついた時からいつも一緒だった


悪いことをする時も何をする時も

いつも一緒に怒られたり

褒められたり

喧嘩したり

殴り合ったり…


喧嘩をしても聡はいつも味方でいてくれた


そんな聡を成也は心の底から信用していた

だから一番はじめに打ち明けたのだ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る