第4話
『いや、意味わかんないっすよ』
意味のわからない病名を言われてイライラを隠せず貧乏揺すりを始める成也
…記憶がなくなる…
俺が??
…嘘だろ
『…俺が?』
「はい」
『え…でもそれって治るんですよね?』
成也の質問に先生は俯きながら
「…原因がまだ解明されていないので
遅らせる事はできますが…完全に完治するのは難しいかもしれません…」
その言葉に握りしめていた拳がカタカタと震えだした
『うそだろ…』
「とにかくまだ脳の萎縮も軽度なので一刻も早くリハビリを開始しましょう」
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