第47話
もしかしたら、お兄さんとか従兄弟とかなのかもしれないけど。
なんだか、纏う雰囲気はそんな感じじゃない。
むしろ、付き合っているような。
2人は、ふとした瞬間に見つめあって、照れ笑いをして。
男の人は、かいがいしくレディーファーストをして。
優しくエースの彼女の手を握って。
「ねえ、あれ付き合ってそうじゃない?」
やっぱり千織もそう思っていたみたい。
「なんか、ね。でも呉月くんは?」
「だよね。じゃあやっぱり付き合ってないのかな?いや、でも絶対あれ付き合ってるよ。」
よく分かんない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます