第2話「こおろぎなくいえ」その②

⚠ここより先、子羊の内臓まで剥き出しネタバレになる可能性があります。



『こおろぎなくいえ』でやってみたこと。


①テーマを入れる。

自主企画「虫」を題材に「家庭内のコミュニケーション不全からの脱出と救いの手」をテーマとした。


②必要最低限よりすこし少ないくらい説明。

例えば「家、親と不仲でさあ」みたいなのは今回は論外。また完全に主人公視点で知り得ない情報は直接的に書かない、とした。


③上記②の度合いの確認。

どの程度まで描写、省略して、どのくらいの読み手にどのくらい伝わるかを確認したかった。


④これらを踏まえて元々ある「先輩と僕」の空気感が出せるか。



「ふむふむ。じゃあ、ぐさりとやってもらいましょうか?」


 イマジナリー部長はなんだか楽しそうに微笑んだ。


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