第46話
…はぁ…
愛のテレパシーも伝わらない…
あたしは重いため息を零し、すっかり悲劇のヒロインとして浸っていた。
バチンッ!!!
「いふぁい…」
大きく叩かれた頬にあたしは意識を取り戻す。
「あのサインはなんなんですか!?」
目の前で、マミヤちゃんが仁王立ちしていた。
「…はれ?ここどこ…?」
「もう3時間目が終わりましたわ」
どこと聞いて、的確に時間を教えてくれる我が大親友。
本当はソレが聞きたかった事だったと分かってくれたようだ。
「それよりもあのサインはなんなんですか!?」
マミヤちゃんが険しい顔ですごんだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます