読書感想文3

千織

第1話 三島由紀夫『憂国』

 シンクロニシティ的に村上春樹に引き寄せられた私の近況ノートに、親愛なるT先生から三島由紀夫の『憂国』を勧めるコメントがあった。


 私の読書体験は、カクヨムの民からしたらゴミ、底辺、偏差値25、日本の恥。


 急に本格的だなあと尻込みしていたら、小説講座で「映像美を言語化するなら三島由紀夫がいいのでは?」となり、2回も三島由紀夫の名前が出たならこれもシンクロニシティだ、ということで今日買ってきた。


 え?お前、小説講座通っててこの文章なの?と、思った人は早めにお帰りください読書感想文だから感想を言語化するだけで必死なんだよ。


 ハルキもまだなのに、なんで並行するのかというと、あ、なかなか感想文始めようとしないな、ってバレてます? いや、私の人生って、きっかけや経緯が大事なの。結果は二の次なの。ただの感想文書くのに三島由紀夫選ぶわけないじゃん。散々読み尽くされているのに。立派な感想文が読みたければよそへ行きな!(なぞの強気)


 で、並行する理由なんですが、私の作品内にある創作部で講評会が湧いて出まして、いや流石に人様のに口を出すのにハルキ履修中の身では脆弱にもほどがあると思って、全然何も間に合わないけどつけ焼き刃に公募ガイドを買ってきて、講評ページを見て、へー、こういうところが大事なんだあ、と勉強したんです。自分だけなら進歩はあり面白かったです。講評会も私だけでないので楽しく終われました。


 それで、いよいよハルキ頼みだけではなくと思ったのです。検索したら、『憂国』は”短編で、三島由紀夫との相性をはかるのにおすすめ”とあり、やる気が出ました。書店でパラ見して、わかる日本語だ!と思えましたので買いました。


 そして半分読みました。文豪の短編なのによく途中でやめられるもんだ。仕方がなかった。夕飯の時間になったのだよ。


 それに正直に言うと途中でちょっと飽きた。三島は悪くない。文も内容も面白いし、いよいよ感はもちろん感じていた。だから皆、三島を責めるのはよしてほしい。私の脳みその構造に問題があるのだよ。三島は悪くない。


 夕食後、カクヨム友の祐里さんが作品に講評をもらっていて、その講評内容になるほどと思った。憂国の出だしもそうだなぁ。あれが結婚式のところから始まっていたらさすがにだるい。


 さて、本日の感想はこれまで。今後もこんな感じ!

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