第5話 怨恨


26

ゴリラは、みごとに無罪になったので、宿屋でぐーたらしていると魔王がやばいので、コンブ草原を歩いて魔王城に向かっていた。

すると、風を切り裂くような音と共に、ゴリラめがけて舌がムチのように飛んできた。

27

ゴリラは間一髪で避け、舌の飛んできた方向を向いてみると、

そこには、死んだはずのゲレゲレ魔人が、メカになったバージョンと、へんなアリクイがいた。「ゲ〜レゲレ!」メカアルティメットゲレゲレ魔人は言った。

28

説明しよう!メカアルティメットゲレゲレ魔人とは!!

ゴリラにバラバラにされたゲレゲレ魔人は、その後魔王軍に回収され、蘇生呪文の、ボイミをかけられ、アンドロイドとなり、腕力35倍!視力1.05倍!

持久力0.95倍!偏差値4上昇!

まさに最強!!!!!!!!!

29

そして、メカアルティメットゲレゲレ魔人は、最強の必殺技の

『光電子配殺脅砲』(ポジトロンエレミネイトビーグルライフル)を放った!!!

30

説明しよう!『光電子配殺脅砲』(ポジトロンエレミネイトビーグルライフル)とは!!

メカアルティメットゲレゲレ魔人の右腕に取り付けられた機械から目が眩むほどの光子を集積し、射ち放つ強力な必殺技である!!

31

『光電子配殺脅砲』(ポジトロンエレミネイトビーグルライフル)を喰らいそうになったが、ゴリラは圧倒的なその腕力で

穴を掘り、ゲレゲレ魔人の足元まで掘り進め、ゲレゲレ魔人を股間から頭頂部まで真っ二つにしてしまった。

32

ゲレゲレ魔人は今度こそ死んだが、(多分) 横にいる変なアリクイが気がかりだったので、ゴリラは話しかけてみることにした。「ウホウホウホウホウホウホウホ、ウホウウホホウホウウホ?」「シュルシュルシューシルシーシュールシャーシュルシュル。」シュルシュルと名乗ったアリクイは、なんと魔王が仕向けてきた魔王軍の幹部だった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る