わがまま

はるかとおく。

僕の幸福を分けてやりたい。

なぜそんなに囚われてるの、

僕はこんなに自由なのに。

なぜそんなに遠慮するの、

僕はこんなに恵まれてるのに。

なぜこんなに虚しくなるの、

僕はこんなに幸せなのに。

なぜそんなに幸せそうなの、なぜ君は明るいの。


人との普通は自分と違う。大丈夫と聞いても、それが君の普通ならなにに?と聞き返されるのかな。


でも、どこかで我慢してる。居場所が無くなりそうになるとその糸は切れてしまう。誰にも言えずになんて苦しいでしょ、吐いてよ僕に、その全てを。


でも、どこかで恐れてる。僕と君の見方は違って、僕がみるセカイは君と違うってずっと囁かれてる。全てを受け入れられる自信がなくて、君を救える自信がなくて。


いっそ、僕の幸福をあなたにあげられたら、こんなに辛くならずに済むのに。

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