ランクマッチ
あれから1週間
経過としてはまあボロボロ。エイムも立ち回りも全てが弱体化してた。当然勝率も5割を切ってるわけで…
「流石にSecond落ちは洒落にならないしな、各武器の特徴の再確認とエイム練習、あとは勝ち試合の分析あたりをしていかなくちゃ。今見えてる壁もこの辺りを修正していったら無くなりそうな気がするし。」
無意識に力をセーブしてしまい勝ち筋を潰してしまう現象、僕は心の壁だと呼んでいる。イップスとも言える。とにかくこれが解決できなければSecond降格も時間の問題だろうし今出来ることを片っ端からやっていくことにした。
2ヶ月後
レイス
[ねこまるさん大丈夫ですか?
元々ツブヤクをあまり使わない方というのは知ってましたが2ヶ月は流石に心配なので何かしらリアクションください]
レイスさんからこんなDMが来た。どうやら生存確認のようなものらしく1ヶ月以上動きがない人に対して行われるものらしい。ツブヤクに何を投稿すれば分からないから何もしてないだけなんだけどね。とりあえず謝る絵文字でリアクションしておいた。
「そんなことより今はこの戻ってきた感覚を確実に掴まないと。」
配信を始める前の感覚にはだいぶ戻ってきた。もしかしたらその時よりもいい感じにはなってるかもしれない。けど、この感覚は1日2日でどこかへ行ってしまうし急に狂ったりするのでなかなか掴みきれずにいた。けど、大まかには掴んでいるので後は回数を重ねるだけだ。
3ヶ月後
外から帰ったらスプペをして自己分析を行う、他人から見たら狂ってると言われてもしょうがない生活を行った。その結果もあってかTop付近の場所まで到達する事ができた。途中で環境武器の軒並み弱体化、フェロミサなどの強化による影響も大きい。
ちなみに最近は2週間に一回ほど今のレートだったり分析ノートを投稿するようにした。生存確認と思考の再認識が出来るから一石二鳥だね。それと、なぜかフォロワーが増えた。
2週間後
二丁拳銃一本で初のTopに到達した。
ツブヤクでは『二丁拳銃の開拓者』『マイナー武器使いの星』とかの異名?が付けられるようになるほどに異常な難易度の事を1年以上かけて達成する事ができた。叫んだし泣いた。命を賭けてるのではないかと思えるほどの努力は最高の形で帰ってきた。
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