戦闘シーンを魅力的に書くにはどうしたらいいの?
金剛ハヤト
前置き Xで話題になった戦闘描写不要論
前書き及び謝罪
私が正確性に欠ける情報を語ってしまったことで多くの方に誤った認識を与えてしまい、申し訳ございませんでした。加えて元の発信者の方の意図しない汲み取り方をしており、それを確認せぬまま大多数の人間の眼に触れる場所で語ってしまったことで不愉快に感じた方も多かったと思われます。
正確な情報源やソースが不明瞭な状態で無責任に批判してしまった事実を深く受け止め、深く反省しております。今後、二度と同じ過ちを犯さぬよう最大限の注意と情報の取り扱いに対する意識の強化を徹底していく所存でございます。
誤った情報を発信してしまったことにつきまして、重ねてお詫び申し上げます。
↓以下の文章は上記を踏まえた上で修正を加えたものとなっております。
戦闘描写不要論なるものがXで論争になった発端として、とあるライトノベル作家様のツイートがあります。(プライバシーに配慮し、ここではS氏と呼ばせていただきます)
以下〈〉内の文章は論議の発端となったS氏のポストの引用です。
〈・読者は戦闘シーンでは喜ばない
これ地味に重要な発見だったと思います。読者は主人公の活躍が好きなのであって、戦闘シーンが読みたい訳ではない、というか。〉
リンク⇒https://x.com/Kyouseki_Sasaki/status/1834883214126858566
このポストはS氏ではない他の方が発信した[WEB小説初心者だったころに教えてもらいたかったことやコツなどはあるか?]という旨のポストに対して、S氏が返信したポストです。
当該ポスト⇒https://x.com/okanoyu01/status/1834531103149002810
つまりS氏は、「戦闘描写は不要だと主張したと誤解された」のであって、「戦闘描写は不要だと主張した」わけではないということです。
それを踏まえた上でハッキリ言わせてもらうと、これだけ見たら戦闘描写なんていらないと解釈されても可笑しくないです。S氏が後に発信したポスト[1][2][3]では「あくまで戦闘描写が読者に喜ばれるというわけではなく、不要とは言っていない」とのことですが、それならばその旨を盛り込んだ文章を発信するべきだったと自分は思っております。
まぁ見るからに戦闘シーンを望む読者もいることを考慮していない発言ですからね。前置きや前提があればまた変わったと思いますが……。
[1]⇒https://x.com/Kyouseki_Sasaki/status/1835452217689813171
[2]⇒https://x.com/Kyouseki_Sasaki/status/1835847979695325476
[3]⇒https://x.com/Kyouseki_Sasaki/status/1835590313320341766
あくまで私の主観ですが、この三つのポストの内容を一つのポストに合体させて発信させていればここまでの騒ぎにはならなかったんじゃないかなと勝手に考えています。騒ぎというか、論争が起こるのは解釈の不一致や相違があるからで、起こりの段階からその可能性を潰せばそもそも論争なんて起こりません。
とはいえ、そんなこと言われても完璧に出来るかい! って話です。自分がそんなこと言われたら理不尽だと思います。
ですが、S氏は実力で自作品の書籍化並びにコミカライズまで実現させた作家様です。当人が思っている以上に影響力を持っています。もし私のようなそんじょそこらにうようよいる無名作家が今回のようなポストを発信したところでそもそも話題にすらならないでしょう。せいぜい二桁未満のいいねがつくぐらいじゃないでしょうか?
誤解がないように再度説明いたしますが、過去の私のような方が間違った汲み取り方や誤った情報を発信したことについてはS氏に一切非はありません。
しかしS氏自身、自らが持つ影響力に対して少し認識が甘い所があったのではないかというのが私の個人的な見解です。
その他、なにか間違いや不備がありましたらコメント等で言っていただければ非常に助かります。随時更新していく次第です。
※ここから先は私が戦闘描写についてどう考えているかをだらだら書き綴ったものとなっています。もはや創作論ですらないただの落書きなので見たくない方はここでブラウザバックをお願い致します。
戦闘描写もメインとして作品を作っている自分からすれば、戦闘描写はいるやろって結論になります。そもそも、「戦闘描写が要らないと言った人」なんて初めからいないし。
特に戦闘を売りにしている作品は絶対要ります。というか、戦闘メインの作品でそれ省略したら可食部どこやねんって話です。これに関してはS氏も殆ど同じことを言っていましたからね。言わずもがな皆さん理解していることでしょう。
でも戦闘描写ってむずいんですよね。ありがたいことに自分はそこら辺についていろんな方から高い評価を貰っているのですが、それでも難しい。3000字くらいの描写して完成間近までいったやつも、しっくりこなくて全部消したなんてざらにあります。
とはいえ、読者からしたらそんなの知ったこっちゃないわけでして。読んでみてつまらないと思われたらどれだけ時間をかけて作成したものもつまらないんです。
大事なのは読んだ人が面白いと思えるか、興奮や想像力を搔き立てられるかだというのが持論でございます。
スポーツの名実況切り抜き動画とかがいい例です。あれってその競技のルールとか知らなくても視聴したらなんとなく胸が熱くなるじゃないですか。戦闘描写もそれと同じだと思うんです。
それはさておき、一人の物書きとしていいたいこともあります。
これについては今回の騒動と全く関係ないことですし、というか各方面に喧嘩を売るようなことを言いますが、敵の攻撃一回躱すだけなのに1000字ぐらい使ってる作品とか描写が薄っぺらい作品が賞賛されていたり書籍化されてるのはどういう理屈があるんでしょうか?
小説って、そうじゃないでしょ。いかにライトノベルとはいえ、そこを疎かにした作品をもてはやすのってどうなのかと思っております。
仮にそれを流行であると言う場合、その一言で片づけるのは違うと思います。そんなものが流行であってなるものか。
言葉を選ばずに言うなら、流行りに乗って量産された作品がなんの偶然かヒットし続けたせいで読者層がある程度固定化されたのかなと思っていたりもします。
でも中には描写に凝った作品を求めている方もいるわけでして、というかそういう気持ちを持ってる方って絶対多いと思うんです。
だからこそ、自分がライトノベル界隈に新たな風を吹かせたい。
と、筆を持ち始めてまだ半年にも満たない若輩者の私が顔を真っ赤にして主張しております。
こんな駄文を最後まで読んでいただきありがとうございました。
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