ローグ・スペラーレが叶うとき
緋川ミカゲ
世界観解説
この世界は、魔法こそ全てである。
魔法を使う長命種族 「ロクザン』は、常に魔法が使えない『人間』 の上に立って暮らしていた。
対等な共存ができない二つの種族間では和平が訪れず、人々は 負の感情を背負って生きている。
そんな感情たちは『カケラ』と呼ばれる石へと姿を変えて具現化し、 石の持つ負の力によって、呪われた存在『ヴォイド』を呼んでしまう。 異界から訪れるヴォイドたちは様々な理由からロクザンや人間に 憎しみを向ける、人ならざる者たちの集団である。
彼らはロクザンと敵対し、人間たちを呪いの力で次々と狂わせ、 一瞬にして世界を戦場へと変えてしまう。
魔法と呪いの力が交差する戦場。 巻き込まれ、狂わされる人間たち。
二つの種族と一つの異形。
彼らは自分の胸に何を秘めて戦うのか。
誰のために生きるのか。
何のために守るのか。
何を願い、何を求めて壊すのか。
全4種類のルートは、それぞれ親睦の深いキャラクター2人の 心をのぞくストーリーとなっております。 彼らの想いと生き様を、楽しんでいただけたら幸いです。
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