第5話 やっと会えた
「やっと会えた。やっと見つけた。もう離さない。もう誰にも渡さない。」
ピピピピ
ん・・。
重っ・・・
誰の手だ・・
「ん・・カイトさん??。」
「え・・リク??えっ!!」
勢いよく起き上がったけれどリクに腕を掴まれ布団に引き戻される。
「ん。カイトさんもうちょっと寝よ。」
・・・どういう状況だ。コレ。
リクに抱きしめられている状況に全く頭がついていかない。
昨日の・・あれからの記憶がない。
頭が重い・・何か・・昨日何か言われたような・・
「おい・・とりあえず腕をどかせ。俺は女の子のふわふわが好きなんだよ!」
「えー。だって。昨日は・・あんなに。」ギュっと抱きしめられる。
「昨日?昨日俺たち何かあったのか??」
「覚えてないんですか??」
・・・・覚えていない。何も覚えていない。
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