第9話 交流すること、ヨムこと

 さいかわ葉月賞に参加してよかったことのひとつに、他の作家さんたちと交流できたことがあります。

 特に葉月賞では他の作家さんの作品を読み、

「こんなにうまい人がいるのか」

 と恐ろしくなることが多々ありました。

 しかし、何人かの作家さんの作品や近況ノートにお邪魔しているうちに、恐ろしさ以外の思いもわいてきました。日常の出来事をエッセイに落とし込んだり小説として表現できる作家さんがたくさんいて、私はまばたきすら忘れて読みふけっています。

 私は、フォローすることに対して慎重なところがあります。そのためご期待に添えず申し訳なく思っています。しかし現在フォローしてくださっている皆様には感謝の思いでいっぱいです。

 カクヨムでは特に、素敵な作家さんたちに出会うことができました。皆さん積極的に執筆していらっしゃるので、私も恐れずに作品を手がけていきたいと考えています。

 今後とも、よろしくお願いいたします。


 さて、おかげさまで、『総務課の沢渡くん』が完結しました。

 ライトノベルふうに略すと『そむさわ』とでもなるのでしょうか。

『そむさわ』では特に書くことに苦しみました。

 ボーイズラブにバイセクシャル、そしてポリアモリーと、盛りだくさんです。初めての試みであっただけに展開にも苦しみました。作品にその苦労がにじみ出ていないことを祈るばかりです。

 とはいえ連載が終わったので、「ヨム」量も増えそうな予感がしています。縦組みで読むことが好きです。

 カクヨムコンテストは初参加となります。未知の世界です。おろおろしていると思いますが、見て見ぬふりをしてくださいますと幸いです。











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