肉じゃが作りすぎてしまって

ピンポーン

限界のチャイムの音が鳴る。

誰だろうと玄関のドアを開けると、そこには俺が前から気になっているお隣の佐藤さんがそこにいた。

「あ、あのどう言ったご用件で?」

「望月さんこんばんは。」

挨拶されたので咄嗟に俺もこんばんはと返した。

佐藤さん、今日も綺麗だ。

「肉じゃがを作りすぎてしまって、」

これって佐藤さんが肉じゃがくれるってことかな?

やった〜!!

「このままだと食べきれないし、冷蔵庫にも入らないので腐ってしまうんです。図々

 しいとは思いますが冷蔵庫貸してもらえませんか?」

「へっ?」


続く

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