俺「おい、勇者それ毒だぞ」勇者「えっ」
今日も勇者は錬金術師の俺を勇者パーティーに勧誘しに来た。
勇者
「アイシャ君、僕たちの勇者パーティーに入って一緒に世界の恐怖たる魔王を討伐し
ようじゃないか。」
錬金術師
「なんで俺を誘うんだよ。大体、錬金術師なんてのは戦闘向きじゃねえし、道具だっ
て必要だ。道具が切れたら何もできないし、金もかかる。魔法使いのバッファーを
仲間にした方がいいんじゃないのか?」
勇者
「そんなことない!!君のポーションはどんなバッファーにも負けない素晴らしいも
のだ。この前の遠征の時、君のポーションに何度命を救われたことか。君の実力は
世界に認められるべきだ。」
そう言って近くに置いてあるアイシャのポーションを飲んでみせた。
そう、飲んでしまったのだ。
錬金術師
「おい、ちょっと待て。お前今何飲んだ?」
勇者
「これだけど」
そう言って勇者は空き瓶をアイシャにみせた。
錬金術師
「それ、致死性の毒だぞ。」
勇者
「え、直す方法は?」
錬金術師
「ない」
続く
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます