恋愛編
第29話自分なりの決意
わたしに恋愛としてのコンプレックスがあるかといわれればきっと好きって気持ちになることが怖いことだろう
好きだった人が死んでからわたしは少しずつおかしくなった
その事をわたしは気づかないふりをしようとしてた
でも結局のところ好きって気持ちが分からず
本当は遥斗さんのことすら本当に好きなのか未だに確証を得ていない
それにSNSのみんなにも偽物の恋人だったことを伝えていない
色々言わないといけないことが多い
でもそれでも今一番大切なのはわたしがどうしたいかだ
自分なりの決意を見つけなくちゃいけない
そしてその答えを見つけてわたしはどうするんだろう
好きって答えを見つけたときわたしは遥斗さんに伝えるしか無理だと思う
それにそれが一番の正解だと思う
だからわたしは走った
なぜだか遥斗さんがそこにいるそんな気がしたから
丸井空さんがなにかを叫んでいたけどそんなこと気にも止めずただ走った好きになった人のところまで
好きだって気持ちを自分なりの言葉を自分なりの決意を伝えたいと思ったから
ただただ走った汗をかいたびしょ濡れになった気持ちが悪いとすら感じたそれでもわたしは走った
足がもつれそうになって倒れそうになってそれでもわたしは倒れない
わたしはそれでも走り続ける
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