勇者の親友は転生者!〜俺が知ってるラノベ達はこんなんじゃない〜〜

ゆーふぁん

1、事故りました


 俺は普通の高校教師だ。ほんとにただのラノベ好きな教師である。

 

 いつものように学校で授業をし、車で帰っている途中だった。


「あー、信号にひっかかった。ここ、長いんだよなぁ……」


 疲れと信号にひっかかった苛立ちでため息をついたその瞬間のことだった。

 

 ドガガッッッッッッ!!


 生まれてから一度も聞かない様な轟音と共に俺は車のフロントガラスに突っ込む。


 ああ……。終わりか……。


 爆発音を聞きながら、俺の意識はフェードアウトした。

 





 ―――――――――――――――――――――――




  「―――――。――ク。――ルーク。」

 

 誰かがなんか言っている?

 目を開けると、そこにいたのは紺色の髪をした女性がいた。


「ルーク、大丈夫?」


 ……ルーク?だれ??というかここどこ?病院?俺助かったの?

 そう俺が混乱していると女性は心配そうな顔をしながらこっちに来る。


「何度揺らしても全然起きなかったのよ?」


 そういうと女性は俺の額に手を当てる。


「熱は無さそうね。ご飯食べれる?」

「……うん。食べれるよ」


 ついそう喋っていた。しょうがない、お腹空いてたし。


「よかったわ。……ちなみに今日の朝ごはんはハンバーグよ」


 ハンバーグか〜。……えっ、朝からハンバーグ!?……ってそうじゃなくて!


 え……?

 どうゆうこと……?


 

 

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