第17話 2024年12月5日宝物のような一冊に出会いました。
こんばんは。
音雪香林です。
ついこの間、詩人の谷川俊太郎先生がお亡くなりになったのは記憶に新しいことと存じます。
で、恥ずかしい話なのですが、私は学生の頃は教科書に作品が載るような方は遥か昔に亡くなられている偉人だと思いこんでいたので……谷川俊太郎先生の訃報をニュースで知った時「現代の詩人だったのか!」と非常に驚きました。
同時に、私は教科書に載っていた詩の中で「I was born」が一番好きだったなと思い出しました。
しかし作者名を覚えていなかったので検索しました。
吉野弘先生でした。
私は「改めて読み直したいな」と思い、ちょうどブラックフライデーのセールをやっていたので『吉野弘詩集』(ハルキ文庫)を古本屋で買いました。
素晴らしい詩集でした。
日常の一端を切り取った詩。
ありふれた言葉を使われた詩。
けして特別な場面でも言葉でもないのに、みずみずしい感性で日常を深く洞察し、組み合わせによって唯一の表現にしている。
この詩集を買って良かった。
けれど、それだけに「もっと感受性の豊かな若い頃に買うべきだった」との忸怩たる思いもあります。
詮無いことですが。
これからも折に触れて読み返そうと思います。
宝物のような一冊になりました。
みなさんにもおすすめしたい詩集です。
以上です。
カクヨムコンに参加されている方は大変でしょうが、睡眠時間は確保なさって下さい。
体のためにも注意散漫になって周りに迷惑をかけないためにも睡眠は大事ですからね。
では、また。
ここまで読んでくださった方ありがとうございます。
あなたにも私にも幸運が訪れますように。
おわり
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