ミニスカパーカーだらけの世界にしてみた

「神様になっちゃった...早速神様の力を試してみるか...」


 神様は言えば叶うと言っていたので試しに願いを言ってみる。


「普通の服がミニスカとパーカーの世界になれー!!!そしてパーカーの下はなにも着ないのが普通の世界になれー!!!」


 さっそくウキウキで家の外にでた。


「うひょー。絶景かな...」


 黄色や赤などの色とりどりのパーカーを着たミニスカの女性が周りを歩いていた。

 しかし残念なことに男性もミニスカを履いていた。


「男性の服装は元に戻れー!!!」


 まばたきをすると男性の服はスーツや制服に戻っていた。

 そして女性は今、パーカーの下に何も着ていないはずである。

 確かめていないので本当かどうか分からないが...

 確かめるためにまずは高校の正門に行くことにした。


***


 学校の正門に着くとちょうど下校時刻だった。

 学校から自転車で出てくるミニスカの全裸パーカー女子が自転車を漕ぐ姿を観察することができた。


「絶景かな...見えそうで見えないパンツがたまらん...」


 そしてしばらく待っているとお目当ての女子高生が現れた。

 そう、だぼだぼパーカーの生徒である。

 今回はだぼだぼのパーカーの価値を上げるため、パーカーの種類を指定しなかった。

 ミニスカの全裸だぼだぼパーカーの女子はたまらない。


「絶景かな...だぼだぼパーカーの下が何も着てないとかえちちすぎる...」


 しばらくすると学校の先生らしき人に話しかけられた。


「すみませんが、どなたかと待ち合わせているのでしょうか?」


 しまった、不審がられている。


「時間よ10分巻き戻れ!!!」


 危うく女子高生に怖がられてしまうところだった...

 人としてそれは良くないと思った。


「自分よ透明人間になれー!!!」


 よし、これで好きなだけ観察できる。

 まだ最終目標の女子高生は見つけれていない。


「頑張るぞー」


 しかし透明人間になって1時間ほど粘ったが、目標の女子高生は現れなかった。


「他の学校でも探してみるか...」


 他の学校のミニスカパーカー女子も観察しに行った。

 狙いは強そうな動物系パーカーの女子高生である。

 気の強い子はきっと強そうな動物系パーカーを好んで着るはずだ。

 ライオンやサメなどのパーカーを着てたらきっと気の強い子である。

 そして奇跡は突然起こった。

 サメのだぼだぼパーカーを着た女子高生が現れたのだ!!!


「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」


 しかもパーカーの前の部分が少し開いている。

 ミニスカの崩し着だぼだぼ全裸サメパーカーの女子高生である。


「かみ...さま...」


 その場で崇め奉った。

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