第39話 ファミレス

 入学式とオリエンテーションが終わり、荷物を整理し終わった俺は、美玖と真奈美への返事をどうするべきか悩んでいた。

 高校に入学したら答えを出す。

 今日はそのつもりだったのだ。朝までは。

 しかし、突如現れた幼馴染の真紀とフランスで助けたクロエ。

 この二人の気持ちだって無視する事はできない。


(はぁ……どうすんだこれ)


 小さな声で呟き、天井を仰ぎ見ると、4人の女の子たちが俺を囲んでいた。


「ちょっといいかしら?」


 真奈美だ。その隣には美玖、真紀、クロエもいる。4人とも新しい制服に身を包み、まるで絵に描いたような美少女たちだ。


「ヒロっち、ちょっとお昼食べながらお話ししよ?」


 美玖が笑顔で言う。しかし目は笑っていない。その瞳には俺には読めない何かが宿っている。


(あ、これお誘いじゃなくて強制なヤツだ)


 俺は内心で苦笑しながら、できるだけ自然に返事をする。


「うん、それじゃ近くのファミレスでどうかな?」


「ええ、そこで構わないわ。行きましょう」


 真奈美が颯爽さっそうと答え、他の3人もうなずいた。何を話すかは全員が分かっているかのような、妙な緊張感が漂う。


 桜並木の下を歩きながら、俺は不安と期待が入り混じった気持ちを抑えきれずにいた。ファミレスまでの道すがら、誰も会話を交わそうとしない。ただ、時折視線が絡み合うたびに、言葉にならない何かが伝わってくる。


 ファミレスに着くと、窓際の大きなテーブル席に座った。春の柔らかな日差しが窓から差し込み、テーブルの上にぽつぽつと光の斑点を作る。ドリンクとちょっとしたつまみを注文する。水の入ったグラスの氷が解けて、カランという音を立てた。


「さてと。みんな、何の話かは分かっているよね?」


 美玖が口火を切る。彼女の声には少し緊張が混じっているように聞こえた。


「ええ、まあ」


 真奈美は冷静を装っているが、少し強張った表情からは内心の動揺が伺える。


「うん、なんとなくは」


 真紀も察しているようだ。彼女は少し俯きがちで、落ち着かない様子で指先でテーブルの端をトントンと叩いている。


「ヒロキについて、ですよね」


 クロエが核心に触れる。彼女の青い瞳には決意のような光が宿っていた。


 俺は椅子に深く腰掛け、4人の視線を一つ一つ確認する。彼女たちの真剣な眼差しに、背筋がピンと伸びる思いだった。


「そう。まず最初に、分かってるけど一応確認したいんだけど……私たちは全員、ヒロっち…ううん、西森宏樹くんの事が好き。これは間違いないわよね?」


 美玖の言葉に、全員が頷く。その瞬間、テーブルを囲む空気が一気に張り詰めた。


 俺の話のはずなのに、なぜか場違いなような居づらさを感じてしまう。ウェイトレスが飲み物を運んでくるが、その存在さえ遠くに感じられた。


「それじゃ、ヒロっちに会ったのは久しぶりかもしれないけど、私たちとは初めて会った二人に、私たちとヒロっちの話をしておくね」


 美玖の声が、やわらかくも緊張感のある空気を切り裂く。


「うん」「はい」


 真紀とクロエが小さな声で返事をする。二人とも、これから語られる物語に身を乗り出すように、少し前のめりになっていた。


 美玖は深呼吸をして、話し始めた。その声には懐かしさと、ほんの少しの痛みが混じっている。


「私とマナミンは、中学でヒロっちに告白をしたの。でもダメだった。二人とも『中学の内は誰とも付き合う気が無い』って断られたわ。だから私たちは高校生になるまでに振り向いてもらおうと頑張った。事件とかもあったりしたけど、私たちはヒロっちとどんどん親しくなっていった。周りから見れば最低な事かもしれないけど、最後は私とマナミンの二人と付き合っている様な状況だったの。そして、ヒロっちは約束してくれた。『高校に入ったら答えを出す』って。

 だから……私とマナミンは、今日は色んな覚悟をして学校に来たのよ。そうよね、マナミン?」


 美玖の言葉に、真奈美はゆっくりと頷く。その表情には、覚悟と不安が交錯している。


「ええ、その通りよ。私は少なくともそのつもりでいた。自分が選ばれれば嬉しかったし、選ばれなくても祝福してあげるつもりだった。だから、今の状況に頭が追い付かないのよ。あなた達は何? どうしたいの?」


 真奈美はキッと鋭く真紀とクロエを睨みつける。その眼差しは、ライバルに対する警戒と、同時に理解を求めるものだった。


 真紀は身を正すようにして、静かに、しかし芯の通った声で話し始める。


「私は……私はヒロの幼馴染。幼稚園より前から一緒にいたの。最初は兄弟に近い関係だった。でも、小学五年生の頃、彼に命を救われたの。それがきっかけで、私はヒロに恋をした。その頃の私は太っていたし可愛くなくて。それから死ぬ気で努力したわ。いつか変わった自分を見せて、びっくりさせてやろうって。そして、その時に告白するつもりだった。……こんな事になってしまって、不本意な形で好きっていう気持ちが伝わる事になってしまったのだけれど……」


 彼女は耳まで真っ赤にして話し終えた。その瞳には、長年秘めてきた想いが溢れんばかりに詰まっていた。


「ふーん、あなたも救われたんだ?」


 美玖の声には、驚きと共に何か複雑な感情が混ざっているように聞こえた。


「あなた『も』?」


 真紀が驚いて聞き返す。その表情には、自分だけじゃないという安堵と、新たなライバルの出現への警戒が入り混じっていた。


「私も救われてるんだよ。……たぶん、命を。詳しくは言いたくないけど」


 美玖は少し俯いて言った。その声には、過去の出来事を思い出す痛みが滲んでいた。


「私も! 命を救われました!」


 クロエが参戦する。彼女の声には、まるで自分の存在意義を主張するかのような強い意志が感じられた。


「そういえば、そんなことを言ってたわね」


 真奈美の声が少し上ずる。驚きと共に、状況が予想以上に複雑になっていることへの戸惑いが見て取れた。


「はい。私は中学二年生の時、フランスのリヨンのローヌ川に転落して、命を落としました。だけど、ちょうどそこにいたヒロキが川に飛び込んで私を助け、人工呼吸と心肺蘇生で新しい命をくれたんです」


 クロエの声には感謝と愛情が溢れていた。その瞳は遠い記憶を追いかけるように、少し潤んでいる。


「ちょっといい?」


 真奈美がイラっとしたように話に割って入る。彼女の声には明らかな苛立ちが混じっていた。


「あなた、まさかとは思うけど、そんなたった一回の偶然だけで宏樹を追いかけてきたの?」


 真奈美の眉間にしわが寄る。その表情には、クロエの動機を疑う厳しさが浮かんでいた。


「いいえ。偶然ではありませんでした」


 クロエは微笑み、静かに、しかし芯が通った声で言った。


「え?」


 真奈美が驚いた顔をする。他の全員も、息を呑むように静かになった。


 俺は、自分の心臓がきゅっとなるのを感じた。何を言い出すんだ、クロエは。クロエは何を知っている!? 不安と好奇心が入り混じった感情が胸の中でうねるのを感じる。


「いいわ、続けて」


 顔を青くしている俺をよそに、真奈美はクロエの話を促す。その声には、真実を知りたいという強い欲求が滲んでいた。


 クロエは深呼吸をして、ゆっくりと話し始めた。その声には、遠い記憶を紡ぎ出すような柔らかさがあった。


「私は祖母が日本人のクォーターなんです。小さい時から日本に興味があって、祖母から日本語を教わっていました。そして、小学校の頃から文通している相手が日本に居たのです」


 クロエの言葉に、全員が聞き入っている。テーブルを囲む空気が、物語に引き込まれるように静まり返った。


「そう。それでそんなに日本語が上手だったのね」


 真奈美は感心して言った。その声には、先ほどまでの敵意が少し和らいでいるのが感じられた。


「ありがとうございます。そして、宏樹の事も文通相手に言いました。そうしたら、『ああ、その人なら知ってる』と言ってこの雑誌を送ってきてくれたのです」


 そうしてクロエは、ボロボロになるまで読み込んだ、俺が表紙のバスケの専門誌を取り出した。その雑誌は、まるで宝物のように大切そうに扱われている。


「肌身離さず持っていたらこんなボロボロになってしまったけど。私の宝物です」


 満面の笑みのクロエにドキッとさせられる。その笑顔には、純粋な想いが溢れていた。


「クロエさん。まだ核心の話をしてないと思うけど」


 真奈美の声が、再び緊張感を帯びる。


「はい、ちゃんと話すので聞いてください。そして、私の文通相手も、ご家族に私とヒロキの話をしたそうです。そうしたらなんと、その子の父親が、ヒロキのお父さんの会社の取引先で繋がっていたのです」


 クロエの声が少し高くなる。その目には、これから明かす真実への期待が輝いていた。


「それで?」


 美玖が身を乗り出すように聞く。その表情には、驚きと不安が入り混じっている。


「彼女の父親はその話で盛り上がったそうです。そして、私はとんでもない事実を聞いてしまったのです。宏樹がフランスに行ったのは、私を助けるためだったと」


「「「はぁ!?」」」


 美玖、真奈美、真紀の3人が同時に声を上げた。その声には、驚きと共に、信じがたいという感情が込められていた。


 俺の頭の中で、様々な思いが渦を巻く。

(あんのオヤジ……ペラペラしゃべりやがって……)

(って口止めもしていなかったか)


「待って、どういうこと?」


 美玖は話が呑み込めていないようだ。その表情には、困惑と好奇心が入り混じっている。


「お父さんが言うには、ヒロキは夢で……予知夢で未来が見えることがあるのだそうです。だから、それが見えたヒロキは必至でフランス語を学び、救命救急術を学び、ご両親を説得して、8月8日、私がローヌ川で溺れたその日、リヨンに行くことを指定して、その日だけ単独行動をし、私が溺れた場所まで来て助けてくれたんです。これを運命と言わずに何と言いましょう。私はその話を聞いて、彼に…私を救って『君の王子様だよ』って言ってくれたヒロキに一生を捧げると誓ったのです。ね、王子様?」


 クロエの満面の笑みに、俺の心臓は爆発しそうな音を立てる。彼女の青い瞳には、憧れと愛情が溢れていた。ファミレスの喧騒が遠のいて、まるで俺とクロエだけの空間にいるかのような錯覚を覚える。


「お、王子様って……」


 苦笑いする美玖。その表情には複雑な感情が交錯していた。驚きと、少しばかりの嫉妬、そして困惑が入り混じっている。


「あら、ヒロキが自分で言ったのですよ。『俺は君の王子様だよ』って」


 クロエの言葉に、真奈美が俺を睨む。その眼差しは鋭く、まるで俺の心の奥底まで見通そうとしているかのようだ。


「言った……気がする」


 俺は渋々認める。記憶の中で、あの時の情景が蘇ってくる。ローヌ川の冷たい水、クロエの青ざめた顔、そして安心させるために言った軽い冗談。しかし、この雰囲気で『あれは冗談のつもりでした』とは言えない。


「だから、私は何があってもヒロキにすべてを捧げ、彼を愛し、結婚して彼をずっと支えたい……そう思っています。皆さんにはすべてを捧げる覚悟がありますか?」


 クロエの言葉は、まるで挑戦状のように他の3人に投げかけられた。その声には揺るぎない決意が込められている。


「あるわ」「あります」「うん、ある」


 3人とも即肯定する。それぞれの声には、負けじと言う気迫が感じられた。


 そこで突然3人がハッとする。まるで何かに気づいたかのように、目を見開いている。


「まさか……!? それじゃ、私を助けたのも……?」


 美玖が愕然とした表情で聞いてくる。その声は震えていて、期待と恐れが入り混じっているようだ。


「……ああ、そうだ」


 俺は目を逸らして気まずそうに答える。色々思うところはあるが、とりあえずは予知夢で片づけてしまうのが良いと思ったのだ。

 『セーブ&ロード』などという荒唐無稽の話をするより良いだろう。


 美玖の瞳にジワリと涙が溜まる。その瞳には感謝と、何か言葉にできない感情が宿っていた。


「それじゃ……もしかして私の時も……?」


 真紀が目を丸くして聞いてくる。その声には期待と不安が入り混じっている。


「……そうだよ」


 真紀も両手で自分の口を押え、涙をこらえている。その仕草には、長年の疑問が氷解した安堵と、新たな感情の芽生えが見て取れる。


「私の場合は……? そういえばお父様と……」


 真奈美が言いかける。その声には、何か思い出したような響きがある。


「ああ……」


 俺は言葉を濁す。真奈美の鋭い直感に、冷や汗が背中を伝う。


「もしかして、会社を何とかしなければ私も死んでいた……?」


 真奈美の声が震える。その目には恐怖と、同時に俺への感謝の色が浮かんでいる。


「そうだ……」


 俺は重い口調で答える。


「そ、そんな……どうして……」


 真奈美の声が小さくなる。その表情には、今まで知らなかった事実に直面した戸惑いと、生きていることへの感謝が入り混じっている。


 そうなのだ。未来で調べたところ、会社をボロボロにした社長一家は追われるように街を出る。そこから先は貧乏暮らしを余儀なくされたようだが、それだけではなかった。会社がボロボロになったせいでクビになり、家庭も何もかもめちゃくちゃになってしまった社員の一人が逆恨みをして、社長一家を惨殺する……そういう事件があったのだ。そこにはしっかりと、『一家三人』と書かれていたので、真奈美も殺されていたのだ。つまり、大人の方のセーブデータには、真奈美は存在しない。既に死んでいるからだ。


「会社が大損害を受け、クビになって路頭に迷った社員が逆恨みしてな。一家惨殺という夢を見た」


 夢という事だけは嘘だが。


「知らなかった……私も、宏樹に救われていたなんて……」


 知らない間に救われていた事実に、真奈美の目には涙が溜まっていく。その瞳には、複雑な感情が渦巻いている。感謝と愛情、そして自分の命の重みを改めて感じているかのようだ。


「……そっか」


 溜まっていた涙をハンカチで拭うと、美玖は穏やかな笑顔で言った。その表情には、何かを悟ったような静けさがある。


「ここにいる全員、ヒロっちに命を救われていたんだね」


 美玖は真剣な顔に戻ると、クロエと真紀、二人を睨むように言った。その眼差しには、ライバルとしての認識と、同時に仲間としての連帯感が混ざっている。


「私はさ、あなた達二人がくだらない理由でヒロっちの事を好きだって言ったなら、一蹴してマナミンとどっちか選んでもらおうと思ってた」


 少し苦笑いのような笑顔で、美玖は話し続ける。その声には、自分の予想を覆された驚きと、状況を受け入れようとする成熟さが感じられる。


「でも、違った。私たちは全員、ヒロっちに命を救われたっていう一点で繋がってた。……うん。嫌だけど、本心ではめっちゃ嫌なんだけど、ライバルとして認めてあげる。だから、今日ヒロっちは無理矢理に結論を出さなくてもいいって思った。マナミンはどう?」


 美玖の言葉に、俺は内心でホッとする。同時に、この状況の重大さを改めて実感する。


「私も思っている事は同じ。嫌なのも同じ。だけどね、宏樹に命を救われて、好きになってしまった。それが他人事とは思えないのよね。でも、無条件で期日を伸ばすのは嫌よ」


 真奈美の声には、複雑な感情が込められている。ライバルを認めたくない気持ちと、状況を理解しようとする冷静さが入り混じっている。


「うん。だからね、一学期。一学期だけ二人にもチャンスをあげようと思うの。いい、ヒロっち? 夏休み前には必ず誰かを選ぶって約束してくれる?」


 真剣なまなざしを俺に向ける美玖。その瞳には、決断を迫る強さと、同時に不安が宿っている。


 俺も真剣に答えなければ。この状況を何とかしなければという責任感と、同時に4人の気持ちを大切にしたいという思いが胸の中で交錯する。


「ああ、約束する。俺は一学期の終業式までに結論を出す」


 俺の言葉に、4人の表情が微妙に変化する。期待と不安、そして覚悟が入り混じった空気が、テーブルを包み込む。


「あなた達もそれでいい?」


 美玖はクロエと真紀に向かって問いかける。その声には、全員の合意を取り付けようとする意志が感じられる。


「ありがとう。私にもチャンスをくれて。ねえヒロ」


 俺に向かって真紀が微笑む。その笑顔には、長年秘めてきた想いと、これからの期待が詰まっている。


「こんな感じになっちゃったけど、大好きだから。私、どんどんカッコよくなっていくヒロの隣にいても恥ずかしくないように、ずっと頑張ってきたんだよ。だから、私の事も少しは見てね。

 ……あーあ、ちゃんと告白したかったな……」


 真紀の言葉に、俺は胸が締め付けられるような感覚を覚える。幼馴染の彼女が、こんなにも成長していたことに改めて気づかされる。


「ああ、見違えたよ、真紀。今度は俺が、真紀の隣に立っても恥ずかしくないように頑張らなくちゃな」


 えへへ、と笑う真紀の頭をなでると、顔を赤くしてそっぽを向いてしまった。その仕草に、幼い頃の面影を感じる。


「ヒロキ。私はあなたに、私のすべてを捧げるために来たのです」


 クロエは真剣なまなざしを俺に向ける。その青い瞳には、揺るぎない決意が炎のように灯っている。


「あー…クロエ。それは重過ぎるから、最初は普通に友達みたいな感じで行こうぜ。それで、俺という人間がどんな人間なのか知って欲しいし、クロエの事も知っていきたい。それでいいか?」


 俺は少し困ったように言う。クロエの想いの強さに、少し圧倒されている自分を感じる。


「はい!」


 クロエは嬉しそうに答える。その表情には、これからの新しい関係への期待が溢れている。


「ふう……」


 深いため息が漏れる。人生にはモテ期と呼ばれるものが2回あるらしい。その一回が間違いなく今だと言える。


 何この状況?


 以前、ラノベのハーレム主人公に憧れたことがあったが……現実では苦しいだけじゃないか。誰かを選ぶということは、それ以外の全員を選ばないということだ。全員が好きだ、なんて許されるわけがない。その選択を、近いうちにしなくてはならないのだ。


 窓の外を見ると、去年まで俺たちが着ていた制服が目に入った。中学生の女の子だ。母親らしい人と学校の方へ向かって歩いていたその子は、俺と目が合うとたいそう驚いた様子だった。そのまま手を引かれて行ってしまったが。けっこうかわいい子だった…というかどこかで見たことがあるような……


 なんともスッキリしない気分で、俺たちは帰路に就いた。春の陽気とは裏腹に、重い空気を背負って歩く。これからの日々が、どんな風に展開していくのか、誰にも予想がつかないのだった。

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