伝説の雷神、ミスで現世に顕現。

1章

第1話雷神幼女、ミスる

初投稿です。誤字等のご指摘バンバンお待ちしております。

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天界某所

妾は雷神トルエノ。昔は伝説の雷神などと呼ばれておったが今はただの引きこもり幼女になっておる。

「ん〜うまい！」

このお菓子は酒が合うんじゃ！

でも酒はことごとく貰えないんじゃよなぁ...

今日も一応チャレンジしておくか？

うん！チャレンジしよう！

さっそくメイドに聞いてみよっ！

「おい！酒はまだか？」

流石に今回はいつもの様には行かんじゃろ！

酒の許可は降りるはずじゃ！

「もう！トルエノ様にお酒はまだ早いといつもお伝えしているではないですか！」

はい。フラグ回収

「だから！妾は子供ではないと言うておるじゃろ！」

いくら幼女体型だからといっても実年齢は10000歳を越えておるぞ？

「それでもです！」

「心読まれた!?」

シンプルに怖いぞ??

「トルエノ様は顔に出やすいですから！」

これでもポーカーフェイスには定評があるんじゃがなぁ。

「はぁ、もういいわい。りんごジュースを持ってこい！」

「最初からそう言えば良かったのです！

では、持ってきますね〜♪」

「あ！そういえば今日─────」

最後なんか言ってたけどまぁいいや。うーん、子供扱いを辞めさせるにはどうすればいのやら。

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あ！そうじゃ！特訓じゃ！特訓！

そうと決まれば早速〜

「りんごジュースお持ちしました〜」

まぁ後ででいいか。

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とりあえず庭に行くかのう。あそこには『階層門』から直ぐに行けるわけじゃし。

「えーと、2階2階〜」

まずはどんな特訓から始めようかのう♪

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お！着いたな！

「グガァァァァァァァァァァ!!!!!!!!」

ん〜いい魔物の鳴き声も聞こえるな！

ん？魔物？

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「ふぇ？」

ドッゴオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

え！なんで！なんで庭に魔物がいるんじゃ？

魔物は現世にしかいないはずじゃろ？特訓は特訓でも戦闘の特訓では無いんじゃが???

ん？もしかして妾ミスった？ミスって現世に来ちゃった???って今はそんな事どうでもいい!!!いや、どうでも良くはないんじゃが。

今は魔物の退治が先決じゃ！さて、どう倒すか。ん〜妾の力を持ってすれば楽勝なんじゃが...現世で魔法使うの久しぶりじゃから加減がわからんのじゃよなぁ...辺り一面焼け野原とかは避けたいところじゃが。体術だけで倒すのはきついか？ん〜どうするかのう。

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よし！やむなしじゃ！『神具』を使うか！

えっと、詠唱詠唱〜♪

「『神具』よ、雷神トルエノの名において命ずる。雷霆の如き怒りに呼応し、今ここに顕現せよ。断絶之神雷薙（ラミル・ゼウス）ッ!!!!」

よし！とりあえず『神具』の顕現は成功したな。じゃ、そろそろ反撃といくかのう。

「落雷之一薙」

スッ

その瞬間。

バチバチッ

ボッコオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!

バァァァン!!!!!!ゴロゴロオオオオ!!!!!!!!

バチッバチバチッ

薙刀を一薙ぎするだけで落雷が複数同時に魔物に降り注いだ。

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こんな展開面白そう！等もお待ちしております。