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    世界があなたを拒むならへの応援コメント

    この状況で自死を選ぶということは、
    理不尽な世界を拒んだのではなく、世界の理不尽さに屈服したということだと思います。
    世界から「死ね(意訳)」と言われたとおり死んじゃってどうするんですか!

    奴隷だった過去を持ちアザレアさんの優しさを知るルビアくんなら人間社会に物申すことができたかもしれないのに、
    魔物なんていない、と教えてくれたアザレアさんの数年間が無駄になってしまいましたね。

    追記:
    作者様がどこまでお考えの上で書いたセリフかは分かりかねますが、
    アザレアさんの言う「魔物なんていない」には、
    魔族の立場を弁護する意味のほかに、
    「人間は魔族にひどいことをするけれども、それでも私は人間を拒まない」
    という意味も含んでいる気がするんですよ。

    だから(子供とはいえ)人間であるルビアくんを拾って育ててくれたし、
    魔族だけでなく人間をも恨まないように、世界を恨まないように、
    どんな相手に対しても優しさを持ち続けることが大切だと教えてくれていたんじゃないでしょうか?

    ルビアくんは生きて、人間社会に物申すことで、
    魔族も人間も「魔物」ではないと、魔物なんかどこにもいないと、
    みずからの身をもって証明し、世界を肯定するべきでした。
    でも、ルビアくんにはアザレアさんの遺志が伝わらなかったようですね。