悲しい物語(体験談)
@karindayo
第1話
私達家族は幸せです。今も明日もずっと幸せだと思っていた。
いつの日か幸せが崩れるということを知らずに…
「ままぁままぁ、ご飯まだ?」
「ふふ一郎は元気ね。ご飯はあと少しでできるわ」
「わーい」
それが家族の何気ない会話だった。平和でした。
いただきます。と私は言った。今日の朝ごはんは味噌汁と昨日の煮物の残り。あとヨーグルト。
合わないかもしれないが、栄養をつけられおいしかった。いつものように。
私は会社員なので朝ごはんを食べたらスーツを着て、会社に出かける。
「行ってきます」
行ってらっしゃい。
と、妻と息子が言う。
ガチャ。ドアを開けて外の風を浴びる。憂鬱だったが、妻と息子が見送ってくれたおかげで元気がでる。平和だ。
ブルルルル。一郎の幼稚園バスが来た。
「あ!お父様お気をつけて!」
一郎と仲が良い幼稚園の先生の美奈子さんだ。
「ありがとうございます」
と私は言い会社に向かった。
駅に着き、電車に乗ってスマホを開く。
妻からメッセージが届いた。
「今日、ご飯いる?」
と、ご飯入るか聞いてくるメールだった。
「ああ、いるよ😃」
と返しておいた。
今日のご飯はなんだろうなと思いながら電車の中で考えてたら、あっという間に会社のある駅に着いた。
「あ!おはようございます!今日も頑張りましょう!」
会社の同僚の鈴木だ。
「はい」
と返事をしといた。
この後、とんでもないないことが起きることを知らずパソコンをいじった。
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