第6話

 痛い、痛い。

 

 どうして、平気でそんなことが出来るの?


 どうして、


 

 目が覚めると

 

「あ、やっと起きたじゃん!!」


顔が熱い・・・熱湯かけられたようだ。


 「・・・ほら学校あるんだからシャキと」


やかんを持っている腕を掴む。


 「ちょ、何・・・なにすん!!」


優はそのまま春を壁に押さえつける。


 そして、

 

「・・・春、お前、今の行動で誰か殺したかもな」


「・・・はぁ、アンタはいき・・・」


 春はそのまま、言葉がいえなかった。


「・・・2度とすんじねぇよ。」


 そして、優は部屋を出た。



「・・・あ、あ」

 

 春はこれほど、義兄に対して恐怖したこともなく足を抑えた。


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