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  •  自主企画へのご参加ありがとうございます。

     おお……これは挑戦的な作品ですね。一見して全く意味の分からないシチュエーションと、何の意味もなさげな説明の連続。キャラクターの言動もなんだか支離滅裂で、どこか不気味な噛み合わなさがある。
     一連のストーリーが「シーシュポスの岩」を下敷きとしていることは明白ですが、わけの分からない状況でわけも分からず押し付けられる謎の「罰」が、人生の中で圧し掛かってくる重苦しい徒労感を前衛的に想起させている気がします。

     一種の不条理劇のようですが、それでもなお「行きて帰りし物語」の類型には沿っているため、なんだか一つのストーリーがきっちり片付いたような印象を残すことができる。その「きっちり」が、逆に物語全体を貫く不条理的な基調を強調しているように思われます。
     実に興味深い作品でした!

    作者からの返信

    ありがとうございます。楽園から追放された蛇はツチノコなんですよ。嘘です。ツチノコの存在が。